皆様への感謝と再度のお願い

9月に入り、先月のような猛暑は幾分和らいできたように思います。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、この度の登園自粛措置につきましては皆様に無理なお願いをする形となり恐縮しております。しかしながら、今回このようなお願いをしましたところ、かなりの保護者の方々にご協力をいただいており、大変感謝致しております。
「密を避ける」ということは、小さなお子様をお預かりする保育園、認定こども園の環境では難しく、園独自での対策だけではおのずと限界があります。こうした時に、今回のように保護者の皆様の温かいご理解とご協力を得られることは大変有難いことです。こうしたことが園における「密」状態を軽減することにつながり、ご自身のお子様を守ることは勿論、ひいては教育や医療、社会や経済を回す役割等を担われた方々が安心して働ける環境を保障し、同時にそのお子様方の感染リスクをも低減することにつながります。改めまして、保護者の皆様のご理解とご協力に厚くお礼申し上げます。
今回の登園自粛で園児数が減ったことにより、園内の空きスペースを最大限に活かすことが可能となり、かなりの「密」を避けることができるのではないかと考えております。


給食を例にとりますと、職員同士で共通理解を図り、配膳には時間と手間がかかりますが、食事の場所も年少児は2階で、そして年中以上は時間差を設けて1階ホールで分けて摂るようにしました。また、距離を確保してテーブルを配置し、対面を避けて2名ずつ座るなど極力「密」を避けるような状況づくりに心掛けています。

万事このような姿勢で他の教育・保育活動においても各職員が意見を出し合いながら、目下「密」回避の対策を試行錯誤しているところです。
その上で、従来の手洗いうがいの徹底や玄関や窓の開放の他、各セクションに消毒薬を常備したり、24時間換気装置・次亜塩素酸発生装置等を最大限に活用して対策を更に強化しています。

ここからは我々も含めて保護者の皆様にも改めてのお願いになります。コロナウイルス感染防止の為にはやはり「予防」が大切です。その意味で以下の点を今一度再確認していただければと思います。

【登園前の対策】
・朝起きたら、登園前までに必ず検温して、健康チェックに心掛けてください。
・発熱、風邪症状、倦怠感、息苦しさ、味覚・嗅覚の異常があれば、自宅で休養するようにしてください。
・県リスクレベルがレベル4以上の場合には、同居の家族に発熱等の風邪症状が見られる時は登園を見合わせるようにしてください。
また、その際には園の方へもご連絡ください。

【その他の対策】
・帰宅したら、手洗いうがいを行う。
・食事、睡眠を十分に取るなど、健康管理を心掛ける。
・不要不急の外出を避け、特に人込みには出かけないようにしましょう。

〇発熱等の症状がある場合、次の相談先に電話し、必要に応じて医療機関を受診してください。受診後は検査結果を園にお知らせください。
(1)かかりつけ医等の身近な医療機関に電話で相談する。
(2)相談する医療機関が分からない場合は、発熱患者専用ダイヤル(0570-096-567)に相談する。
(3)同居のご家族やお子様が「濃厚接触者」と診断されました場合は、必ず園長もしくは主幹保育教諭までご連絡願います。
(他の職員が電話に出た場合には園長・主幹へ取り次ぐようお伝えください。)

掲載されている内容に関する情報は、記事の掲載日現在の情報です。
その後、予告なしに変更となる場合がございます事をあらかじめご了承ください。