cross talk NO.2

こども一人一人に寄り添い、成長を助ける保育士に

  • 上田先生

    熊本学園大学社会福祉学部卒業後、当園に入職。ものづくりが得意で、こども達のリクエストに応えてなんでも作れちゃう器用な先生。

  • 丸田先生

    熊本学園大学社会福祉学部卒業後、当園に入職。水族館「うみたまご」の年間パスを購入している程のうみたまごファン。

  • 平岡先生

    熊本学園大学社会福祉学部卒業後、当園に入職。歌を歌うことが好きで、小さい頃からよくカラオケに通っている。

  • 平岡園長先生

    いつも優しく穏やかな笑顔でスタッフと園児を見守る当園の園長。

『こどもが中心』の保育方針が
入社の決め手に

園の方針と、それを知っての感想を教えてください

  • 平岡園長

    園からのメッセージ」でも示していますが、とにかくこども主体でのびのびと活動してほしいというのが基本です。こどもたちの主体性を尊重するために、保育士にも自分たちで行動を起こしてほしいと常に言っています。特にこの3人はまだ入って数ヶ月の新人。失敗は誰でもあるから、思い切って行動して、少しずつ成長してほしいですね。

  • 上田先生

    自分は、園長先生がおっしゃった「主体性のある保育」が出仲間こども園を選んだきっかけのひとつです。ホームページを見たらこどもののびのび遊ぶ写真がたくさんあって、こんな園で働きたいなと感じたのを覚えています。

  • 丸田先生

    自主実習での印象も大きかったですね。園のアットホームな雰囲気がよく、ここで働けたら楽しいだろうなあと感じました。

  • 平岡先生

    実習を通じて、こどもの主体性や自主性を尊重している園の姿勢が伝わってきたのも魅力でした。こどもが「やりたい」「チャレンジしたい」といった気持ちを優先させるのは、保育士としては大変ですが、やりがいがあります。

  • 丸田先生

    「こども中心」という前提があって、それが大変と職員みんなが理解しているので、助け合う環境があるのもありがたいですね。

  • 上田先生

    特に以上児さんのクラスは壁がないので、他のクラスの先生も「大丈夫?」など定期的に声をかけてくれますね。周りの先生が助けてくれるので働きやすさを感じます。

こどもの気持ちを
生かすための
声掛けに工夫

保育士としてうれしかったこと、大変なことは?

  • 上田先生

    毎日大変ですね(笑)。自分が伝えたいことを、言葉通りに受け取ってもらえなかったり、うまく伝えられなかったり、コミュニケーションには悩みます。

  • 丸田先生

    その日のこどもの気持ちによって受け取り方が変わったり、同じ言葉掛けでもこどもによっては受け止められ方が違ったりして、伝え方は難しいですね。

  • 平岡先生

    未満児のクラスとしても、それぞれのこどもの特性に合わせた対応は大変だと感じます。

  • 丸田先生

    そういった意味で、先輩の先生の対応は勉強になります。僕が何度伝えてもうまくいかなかったこどもに、先輩が声を掛けた時、すっと言うことを聞くなど、「こういう言い方にすればいいんだ」と気付かされる毎日です。

  • 上田先生

    「ダメだよ」じゃなくて「こうしたらうまくいくよ」「次はできるよ」といった伝え方は真似したいと思います。

  • 平岡先生

    具体的に伝えた方が伝わりやすい、などもそうですね。学ぶことばかりで大変です。

  • 平岡園長

    大変なことばっかりですが(笑)うれしいことはありますか。

  • 平岡先生

    慣れていないこどもが数ヶ月かけてだんだん近づいてきて「せんせい」と言ってくれたときが嬉しかったですね。

  • 丸田先生

    笑顔で「おはよう」って朝一番に来てくれたり、勤務が遅いときに「早く来て〜!」って言われたりするときかな…。

  • 上田先生

    お手紙や折り紙を渡してくれたこともありました。ただ、この数ヶ月は本当に園に慣れることが最優先で、毎日追われているという感じです。

  • 丸田先生

    平岡先生

    大きくうなずく

  • 平岡園長

    (笑)いや、随分馴染んできていると思いますよ。専門的な関わりができて、こどもと親密になっているんじゃないですか。

こどもたちのために
チーム力を 発揮してほしい

これまで男性保育士がいなかったそうですね

  • 平岡園長

    はい、いままで、男性調理師はいたことはあったのですが、男性保育士は初めて。しかも3人一緒に入ってこられたので大きな変化でした。それまで女性ばかりの職場だったこともあって、女性職員からはウケがいいですね。ベテランの保育士からは「息子みたい」と言われているようですよ(笑)。うまく馴染んでいますね。こどもたちも父親や祖父以外の男性と触れ合う機会が少ないため、喜んで寄っていっています。先日は、丸田先生の両手にこどもたちがぶら下がっていたのを見かけました。

  • 丸田先生

    両手と、前と後ろに1人ずつ、4人ですね(笑)。もうロボットみたいにしか動けなかったです。

  • 上田先生

    働いて数ヶ月ですが、「男性だから」という理由で苦労したことはまったくないですね。同期で3人いるし、悩みも話せるし。

  • 平岡先生

    新人なので先輩から教えてもらうことも多いのですが、丁寧に親身に寄り添い接してくれるため相談しやすい、頼りになる職場だと思います。

  • 平岡園長

    この3人はひとつのチームとしてまとまっていますよね。私はこの3人を見ていると絵本の「すてきな三にんぐみ」(トミー・アンゲラー作・いまえよしとも訳)を思い出すんです。3人の大盗賊が、ひょんなことから孤児を集めて、みんなでお城で暮らすお話です。「すてきな三にんぐみ」のように協力して、こどもたちのためにチーム力を発揮してほしいなと思います。

  • 丸田先生

    上田先生

    平岡先生

    (笑)できるかな…。がんばります。