異年齢給食で感じたこと

いよいよ明日は「仲間っこオリンピック」当日です!今日は最後の予行練習をしました。みんなで力を合わせて、一つのことをつくりあげる、そんなオリンピックになればと思います。

ところで、本年度から以上児の給食はランチルームでビュッフェ形式で行っています。異年齢保育の良いところは以前お便りで紹介しましたが、ランチルームでのビュッフェ形式を取り入れたことでもう一つメリットがあると思うことがあります。

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それは、クラス別の保育や給食では、担任の先生が自分のクラスの子どもしか見られない状況ですが、こうした異年齢合同の時間を持つことで、普段は見られない子どもの様子を見合ったり、気になったことなどを共通理解できるということです。

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今日の給食メニューは「あそび豚の生姜焼き」でした。昨年度からは給食材料にもこだわって、時々熊本産の肉・魚・野菜など地産地消の食材を使用しています。今日の「あそび豚」は、阿蘇の広々とした農場で餌や水などにもこだわって育てられた、とても肉質のよい豚肉なのですが、子どもたちの中からは何人か「肉が硬くて食べられない」という訴えがありました。

 

以前子どもたちの体力や集中力が低下しているという話を体操教室の濱口先生よりいただきましたが、今回のことから子どもたちの「噛む力」が低下しているなということを実感しました。「噛む」ということは、食べることだけでなく、発音や記憶力、集中力など社会生活に必要な力を育む土台となっています。

ご家庭でもたまにはファストフードもいいですが、時には噛みごたえのある食材や献立を工夫されてみてはいかがでしょう?

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