少子化「異次元対策」へ討議 関係府省会議がスタート:熊本日日新聞記事より

本日の熊本日日新聞には、保護者の皆様、そして我々保育関係者にも大きく関わってくるニュースが大々的に掲載されていました。

題して、少子化「異次元対策」へ討議 ~関係府省会議 ”3本柱”具体化へ~

政府は昨日、深刻化する少子化に歯止めをかけるため新設した関係府省会議(座長・小倉将信こども政策担当相)の初会合を開きました。ご存じのとおり、岸田総理が「異次元の少子化対策」と銘打って推進する目玉政策の一つです。

本会議の議題の骨子は主に『児童手当の拡充』『保育サービスの充実』『働き方改革』の3本柱からなり、その具体化へ向けての議論がなされています。

『児童手当の拡充』では対象年齢の拡大や多子世帯への加算、所得制限の撤廃等が主な論点となっています。

二つ目の『保育サービスの充実』では、我々保育者とも関係が深い「配置基準の見直し」について議論されています。日本の子ども一人当りの保育士の配置基準は、諸外国に比べ余裕がなく、このことが保育士の負担を増やし、結果悲惨な事件や事故に繋がるケースもあるように思います。この議論の行方は我々も注意深く見守っていきたいと思います。

そして三つ目が『働き方改革』…子育て中の自営業者やフリーランスで働く人らを対象とした新たな給付制度の創設や長時間労働の是正がその主なものです。

こうした政策が実を結び、効果的な対策が実行されれば少子化の改善、引いては保育の質の向上にも繋がると思います。

是非期待を持って見守っていきたいと思います。

掲載されている内容に関する情報は、記事の掲載日現在の情報です。
その後、予告なしに変更となる場合がございます事をあらかじめご了承ください。