気持ちを伝えるって…

立春を過ぎ、暦の上では春を迎えているのですが、まだまだ寒い日が続きますね。

進級を2ヶ月後に控えた今日この頃…子どもたちの距離も以前より一層近まり、部屋全体が和やかな暖かさに包まれているようです。

あそびの中にもさりげなく子どもたちの成長を感じます。

お馴染みのブロックの階段登りも、いつの間にか手をつかずにバランス良く登り降りができていたり…

チェーン落としでは、目線の高さにある入口に、チェーンの端を器用に入れることができるようになっています。

目と手の協応、肩や腕、手指の操作性…いろいろなスキルが身に付いてきていることが分かりますね。

何よりも、揺れるチェーンの先っぽを穴に入れる作業はとても根気が必要な作業ですが、途中で投げ出さずにやり遂げるとは…これが「あそび」のすごさなんだと改めて考えさせられました。

こちらは布を「海苔」に見立てておにぎりを作っているのでしょうか?

器用に包むことができています。

また、人との関わり方にも変化が見られます。

あそびの中での成功体験を身近な人に伝え、共有しようとする姿もよく見られるようになってきています。

そういえば最近、子どもたちが指さしをする場面をよく見かけます。

保育書などでは、赤ちゃんの指さしが始まるのは生後8〜10ヶ月頃とされています。

指さしには自分の要求や共感を求める「ことば」の前段階の意味合いもあると考えられます。

ある子が指さしで何かを訴えていると…一人の子が近寄って来てオモチャを手渡しました。

(これじゃないんだけどなぁ~😔)

どうやらこの子は、サークルの中にあるカニさんのパネルが欲しかったみたいです😅

今回は失敗でしたが、こうしたやり取りを繰り返し、いつか自分の気持ちを伝えられるようになれば良いですね。

…ということで、少し切ない中にもホッコリとさせられる子どもたちの姿でした。

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