8月21日(月)より実に40日間にわたり実施した「保育参加」も、本日をもって終了致しました。
保護者の皆様方におかれましては、お忙しい中ご協力いただき本当にありがとうございました。
私共はかねてより「保護者の方と、子ども達のことについてゆっくり話せる時間が欲しい」という思いを持っておりました。
しかし保護者の皆様の働き方も様々で、行事に参加できない方も多く、一度きりの機会では十分にお話しする時間がとれないというジレンマもありました。
そこである程度の期間を設け、保護者の皆様のご都合に合わせて実際に保育に「参加」していただき、園での子ども達の様子を見ていただく今回のような行事を考えました。
保護者の方々とお話しをする中で感じることは、その心配事の多くが「自分の子は集団の中でちゃんとやっていけてるだろうか?」ということに関するものでした。
私見ですが、子どもはいわゆる「おりこうさん」ではないと思います。
「集団」があっての「個」ではなく、「個」が確立した上での「集団」だとも思います。
そして集団生活は、乳児期からの愛情に支えられた対人関係の積み重ねの上に成り立っていくものではないでしょうか?
ピュアな心は時に他の子や周囲の状況に対して相容れない気持を生じさせ トラブルになることもありますが、それもまた成長の機会だと思います。
そうした経験を積み重ねることによって、子ども達は社会性やコミュニケーション力を少しずつ身につけていくのだとも思います。
今回、園での子どもたちの様子、特に他の子どもたちとの関わりの様子等を見ていただきいろいろな感想を持たれたのではないでしょうか?
是非、皆様のご感想をお聞かせください。
子育ては保護者の方にしか出来ませんが、私共はサポートをすることはできます。
生活習慣や対人関係等に関する課題は積み重ねが大切で、特にご家庭と園とが連携し、一つひとつ丁寧に対処していく必要があります。
今回の「保育参加」を通して、園での子どもたちの様子をもっと知りたいと思われましたらご遠慮なくお申し出ください。
参観や面談の機会を設けたいと思います。