💖心とからだで楽しむ、たんぽぽ組の夏じたく

5月とは思えないような暑さが続き、夏のような日差しに季節の移り変わりを感じるこの頃。

園でも汗ばむ日が増えてきましたが、たんぽぽ組の子どもたちは毎日元気いっぱいに過ごしています。

そんな子ども達の様子をお伝えします。

まずは室内遊びの様子から…

粘土あそびでは、子どもたちが小さな手で粘土をちぎったり丸めたりしながら、やわらかな感触を楽しんでいます。

粘土の感触を楽しんだり、夢中になって形を作ったりと、素材とのやりとりを通して「触れてみたい」「試してみたい」という気持ちが引き出されているようです。

クレヨンを使ったお絵描きでは、それぞれが思い思いに紙の上をすべらせ、のびのびと線や色を描いています。

まだ形にはなっていなくても、「自分の手で描くことができた!」という達成感や、自分の描いたものを保育者や友だちに見せて共感してもらえる喜びが、子どもたちの心を満たしているようです。

描く様子にも個性が現れてきました。じっくりとクレヨンを動かす子、勢いよく大胆に描く子、隣の友だちの描いたものに興味を示す子…。

一人ひとりのペースを大切にしながら、描くことの楽しさや表現することの喜びを味わっています。

Bブロックを壁に差し込んでは、じーっと見つめて「うーん…ここでいいかな?」と考え中の様子。

お友だちと並んで一緒に遊びながら、自然と距離が近づいていくのがなんとも微笑ましく、保育者も思わず笑顔になります。

電車や車を並べて「しゅっぱーつ!」と遊ぶ姿…

動物の人形を乗せた車を走らせて遊ぶ姿…。

その子なりの世界がそっと広がっていて、大人が入り込むのを少しためらってしまうほどの真剣なまなざし。

ひとつひとつの動きに、その子らしさが光ります。

また、ぽっとん落としの遊びでは、小さな手で一本一本をつまみ、真剣な表情で容器に入れていく姿が…

「できた!」の瞬間には、自分で拍手してにっこり!集中して取り組む姿に、成長の芽がしっかりと根を張っていることを感じます。

そして最近では、保育者の近くにいた子が、ふとお友だちと目が合って、手を差し伸べて…ふたりで手をつないで、部屋の中をゆっくりおさんぽする姿がありました。

声にはならないけれど、目と手で気持ちが通じあうその一瞬の光景に、思わずホッコリとさせられます。

📱「そっちの方はどう?」

ということで、ここからは第二園庭での外遊びの様子です。

「どこに行こうかな~?ワンワン号しゅっぱつ!」

コンビカーは相変わらず子ども達の人気者です。

「げんき100ばい!アンパンマン!!パトロールにしゅっぱつ!」

「次は、そっちに乗りた~い👧」

「また後で変わってね~?」

「分かった✨」

コンビカーを通じてお友だちとの関わりも見られ、気持ちを伝え合う場面も増えてきました。

とても微笑ましい光景ですね👩🏻

湿った砂を握ると、ぎゅっとかたまりになったり、さらさらこぼれ落ちたり…

そのたびに「おぉ〜」「ん?」と不思議そうな顔や嬉しそうな声があがります。

砂場には、子どもたち一人ひとりの「やってみたい」があふれています。

スコップで穴を掘る子、容器に砂を入れてじっくり観察する子、近くの友だちの様子を見てまねしてみる子…

砂の手ざわりを感じ、夢中になって遊ぶ子どもたちの姿はとてもいきいきとしていて、見ているこちらの心までほぐれていくようです。

遊具にまたがって得意げな顔を見せたり、高さのあるブロック橋を慎重に渡ったり、風に揺れる風船をじっと見つめて手を伸ばしたり…

園庭のあちらこちらで、それぞれのペースでたっぷり身体を動かし、心を動かす子どもたちの姿が見られています。

これから暑さも本格的になりますが、水分補給や体調管理に気を配りながら、季節を感じられる遊びも取り入れてまいります。

引き続き、ご家庭との連携を大切にしながら、一日一日を子どもたちとともに丁寧に過ごしていきたいと思います。

掲載されている内容に関する情報は、記事の掲載日現在の情報です。
その後、予告なしに変更となる場合がございます事をあらかじめご了承ください。