『なにが始まるんだろう…』
テーブルに置かれた大きなボウルを見てわくわく…
謎の白い粉を見てドキドキ…
始まる前の静かな時間がみんなの集中力を高めていきます。
まずは小麦粉をボウルに入れて触ってみます。
『サラサラー!』『ふわふわ~!!』『きもちいい!』『てがまっしろ~!』
そこへ水を足すと『だんだんかたまってきたね!』『いいにおい!』『パンみたい!』『やわらかい~』
感じたことがたくさんの言葉となって出てきました!
仕上げに油も加え、柔らかで弾力のある粘土が完成!
大きな塊を両手でのばしたり、手首を捻ってちぎったり、指先を使って丸めたり…手先の刺激がいっぱいです!
細くのばした形状でも切れることなくのびていき、子どもたちの頭の中に、次々と作りたい物のイメージが浮かんでいるようでした!
次は色を付けてみます!
いつもは白い単色の粘土を使っている子どもたちにとって、鮮やかな彩りの粘土は想像を膨らませ、創造する意欲を高めるきっかけにもなったようです。
色から連想してアンパンマンやドキンちゃん、ツリーやドーナツ、ケーキやお顔のクッキーなど、好きな形を作っていました!
指先の力を使い、手先の器用さにも繋がっていきます。
こちらは一生懸命に色を混ぜているお友だち!
粘土の色は絵の具のようにすぐには混ざらず、まずマーブル状に変わりました。
それでも根気強くこね続けていくと…
別の色になることを発見!満足そうな表情です!
出来上がった作品たち。鉄板に並べられ、給食の先生にオーブンで焼いて頂きました!
焼き上がったらとってもいい匂い♪
『これきょうのおやつなの!?』『いいにおい!たべたーい!』『おいしそう!たべてもいい?』の声が!
まるで焼きたてのクッキーのような甘い匂いでしたが…
食べたい気持ちをぐっと我慢して…
無事、クリスマスのオーナメントとして飾られました!
感じる力が豊かな子どもたち。
美しい色や素材の魅力にたっぷりと触れ、その経験が今後の表現あそびの土台となっていきます。