五感からの刺激

やっと新しい環境に慣れたと思ったらゴールデンウィーク。

子ども達は元気に登園できるかな?・・心配していましたが、思った以上に穏やかな生活が送れています。

さて・・・『五感』いわゆる「味覚」「聴覚」「視覚」「触覚」「嗅覚」のことですが、人間の脳は『五感』からの刺激を受けると「生命維持」や「心を司る」その働きを活性化し、生まれたばかりの赤ちゃんも、普段の生活の中から多くの刺激を受け、6歳ころまでには大人と同じ大きさになるそうです。

「食べる」「話す」「遊ぶ」そのような普段の生活の中でも『五感』を働かせる場面は多くあると思うのですが、普段の生活ではなかなかしないようなことが五感の刺激につながれば・・・と庭に咲いた花を持ってきて飾ってみました。

側に寄ってきた子ども達も

「きれいだね~」

「うんうん」

「匂い嗅いでみる?」

「うんうん」

なかなか嗅ぐことの少ない「どくだみ」の独特な匂いに・・・クンクンと嗅いだ後、無表情の子もいれば鼻をつまむ子も・・様々な反応がみられました。

自然のものだからこそ感じとれる体験を積み重ね、自然物との出会いから生まれる発見を広げていってあげたいなと思わされました。

また、お部屋の中には、五感を刺激する手作りおもちゃも準備しています。

カシャカシャ音がするよ

でこぼこちょっと痛いな

フワフワしてる

何だかおもしろいね

五感が発達すると

・アイデアがひらめく直感力

・危険を回避する能力

・相手の気持ちを思う力

・生きていく上で欠かせない情緒的感情

このような力が育むそうです。

少し保育者が手を貸すことで子ども達の体験が増えていくような、そのような環境を整えていけたらと思っています。

 

 

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