ボクは常々思うのですが・・・

ボクは常々思うのですが・・・

一見普通の大学生久能整(くのうととのう)くんが、”あたりまえ”と思われていた事件に”あたりまえではない”視点から事件関係者と接する中で意外な事件の全貌が明らかになる・・・現在月9の枠で放送されているテレビドラマ「ミステリと言う勿れ(なかれ)」で整くんが ふと口にするセリフです。

 

で・・・「ボクは常々思うのですが・・・」
「行事やイベントはどうして結果重視なのでしょう?」

今盛り上がっている「北京オリンピック」で本命と言われていた選手達が次々と不幸なアクシデントに見舞われ、涙をのむ姿が衝撃的です。ただ彼ら、彼女らの場合はそれまでの実績があり、素晴らしい感動エピソードがあるため、誰もがその努力を讃えて惜しみません。

ただ、このコロナ禍で園の行事が次々と中止・延期する中で、それまで当日へ向けて一生懸命頑張っていた子どもたちの努力をどこで讃えてあげられるのだろう?この2年間、毎年恒例だった行事の変更を余儀なくされる園も多かったと思いますが、そんな時子どもたちの頑張りや成果をどのように保護者の皆様に伝えたのだろうとよく考えたものでした。

行事は一つの到達点ではあると思いますが、「日々の頑張りこそが成長」・・・そういう気持ちで私たちは毎日の教育・保育に取り組んでいます。そのためにドキュメンテーションや「おうちえん」等で生活の中で身につけていく基本的生活習慣や・・・

・・・一つの目標に向かって、友だちと協力する姿をできるだけ多くご覧いただけるように心掛けてきました。

しかし私たちとしては、やはり保護者の皆様に実際に園に来ていただき、その目でクラスの雰囲気、その中でのお子様の様子、それを踏まえた上でお子様の成長を実感していただきたいと常々思っています。

「子どもたちと思いっきり向かい合う機会が持てるのはこの時期しかない」

今回の登園自粛が解除されたあかつきには、是非園に足をお運びいただき、子どもたちの様子を実際に見られたり、いろいろとお話ができる機会が持てればと願っています。

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