タマネギ収穫の、その後で・・・

水問題をテーマに、熊本市で開かれた国際会議「第4回アジア・太平洋水サミット」は24日に閉幕しました。

国連が示す「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、豊かな地下水に恵まれた熊本市から全国へ発信する機会とするべく開催された国際会議でした。「水」の問題はまた「食」の問題でもあります。

専門家の試算によると世界各国の食料生産のため消費される水の量は、穀物、植物だけに限らず、牛肉1kg当たりだけでも15000~20000リットルと、驚くべき水を消費する必要があり、その飼料となる作物分を含めても莫大な量の「水」が私たちの食を支えていることになります。こうしたことを含めても食物のムダは極力避けたいところです。

さて、ムダと言えば先日「なかまっこファーム(仮称)」で収穫された大量のタマネギ・・・実にその半分以上を葉っぱが占めています。
この葉っぱの部分はこのまま廃棄しなければならないのでしょうか?・・・答えは「ノー」です。

栄養士の先生から「この部分は炒めてソテーにしても、天ぷらにしても美味しいですよ」と教えていただきましたので、早速自宅で「天ぷら」にして食べることにしました。普通に天ぷらを作る手順で衣をつけ油で揚げると・・・外は衣が「カラッ」中はジュワ~と とてもジューシーな仕上がりとなりました。

ちなみに我々が普段食べているタマネギの部分は実は「葉」なのだということを後で知りました。同じ野菜でも「葉を食べる野菜」「茎を食べる野菜」「土の下で育つ野菜」「地上で育つ野菜」などといろいろあるので、子どもたちとも折に触れてこうした話ができればと思います。

 

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