発達の原点👶

9月に入り少しずつ日の入りも早くなり、朝夕は鈴虫の音と共に秋の涼しさを感じる季節になりました。とは言え再び猛烈な勢力に発達した台風11号の進路が気になるところです。今後の気象状況から目が離せません。

さて、今回はここ数日のもも組(0歳児クラス)の子どもたちの遊びや生活の様子を紹介します。
入園から5ヶ月を経て、もも組の子どもたちもいろいろな成長を見せてくれるようになりました。

ハイハイが上手になったり、本をめくれるようになったり、遊具にもの入れることができたり、身近な大人がしていることに興味を持ったりと、その内面の広がりが見られ「一人遊び」のバリエーションも増えていきます。

特に、歩行を獲得すると、その活動範囲も一気に広がり、探索活動が盛んになります。
最近では1歳を過ぎた子どもがしきりに物を並べることに興味を持ち、いろんな物を夢中で並べようとする姿が見られます。

見ていると同じ形のオモチャを選んで並べようとしています。「同じ物」ということに理解が及ぶと今度はその発見を操作しながら確かめるかのように夢中に遊びに没頭しています。その一途でピュアな子どもたちの姿を見ているとこちらまで思わずホッコリとします。
子どもたちはこうした遊びを通して自信をつけ、より多くの事に興味を持って遊びに没頭するようになり、そのことで内面的な成長が更に育まれていくのでしょうね。

遊びの中でもいろいろな発見があります・・・

まだまだ一人遊びの段階で「平行遊び」には至らないのですが、この頃になると遊びの中で、他人がやっていることに興味を持ち、自分から関わろうとする姿も見られるようになってきました。

「大人の1日と乳幼児の1日とでは質的にも、その密度においても大きく違う」と以前ブログにも書きましたが、そういう意味でも低年齢・・・もっと言えば0歳児こそが発達の原点であり、最も大切な時期であると思っています。

二度と帰ってこないこの貴重な成長の瞬間を保護者の皆様にできるだけ感じていただけるように、私たち保育者も全力を挙げて環境作りに尽力していきたいと思います。

 

掲載されている内容に関する情報は、記事の掲載日現在の情報です。
その後、予告なしに変更となる場合がございます事をあらかじめご了承ください。