ストーリーのある遊び

前回は年齢に応じた遊具の選び方や環境設定の工夫について書きましたが、今回はたんぽぽ組のある子どもたちの遊びに焦点を当ててみました。

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MさんとNさんの遊びを見ていると、二人で会話をしながらイメージを共有し、自分たちで次々と状況や場面を作っているのが分かりました。

ブロックで囲われた小さな動物のおうちからはじまりました。

Nさん『動物もう入らないね~』

Mさん『もっと大きくして動物を増やそうよ!』

Nさん『ここが入口だよ!ライオンが来た!』

Nさん『食べちゃうぞ!ガオー!』

Mさん『食べられないように屋根をつけよう!』

Mさん『屋根ができた!』

Nさん『これでもう食べられないよ!』

Nさん『ガオー!』

Mさん『わぁ!ライオンがきたー!』

Nさん『ライオンさん寝ちゃったよ!』

Mさん『ほんとだ!寝てるー!』

Nさん『また来たよ!ガオー!』

Mさん『ほかの動物さんたちも入れてあげよう!』

 

遊びの展開に応じた会話はまだたくさんありましたが、動物たちを食べに来たライオンが屋根の上で眠り、最後は敵ではなく仲間のような雰囲気で、ほのぼのと平和に終わりました。

Nさん『ライオンさんみんな寝たねー』

Mさん『寝たねー!動物さんもいっぱい!』

Nさん『おやすみーライオンさん』

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お友だちと同じ遊びを、お互いに関わり合いを持ちながら一緒に楽しむ、そんな成長した姿を見ることができ、うれしく思いました。

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