保護者の皆様には、当園の絵本貸出コーナーを積極的にご活用いただきありがとうございます。
昨年9月末のブログで貸出状況の紹介と絵本の人気ランキングを発表しました。
それからの貸出の状況や選ばれる絵本の傾向等を調べるために、今年1月の貸出内容を新たに集計してみました。
貸出総数は前回が月に254冊だったのに対し、今回は270冊となり若干増えております。
また前回と種類がかぶらずに、新規に借りられた本はその中の150冊にのぼり、子どもたちがいろいろ新しい本にチャレンジしていることを感じました。
貸出の傾向を見ると、「ふゆ」や「オニ(節分)」など、季節を感じるジャンルのものが多く貸し出されていました。
「ふゆ」に関するものは16冊、「オニ」に関するものが21冊…このあたりは前回が10月を迎える時期だったので「ハロウィーン」や「クリスマス」に関連するものが多く借りられていたのと似ていますね。
また、季節に関係なく不動の人気を誇ったのが「ノラネコぐんだん」シリーズと「恐竜」関連の本でした。
📚 👹 📘 🦕 📕 ⛄ 📖 🐈
そして今回特に興味深かったのが…
ばら組さんが昨年の単元活動で取り入れていた「ようかいしりとり」の絵本や…
ゆり組さんが園行事『なかまっこタイム「みんなでクリスマス」』の中で発表した「ふしぎなナイフ」など、教育・保育活動や行事を通して使用した絵本が借りられていたことでした。
子どもたちは楽しかった単元や活動を通していろいろ感じることがあり、本を手に取ってみようと思ったのでしょう。
「絵本は子どもの世界をどんどん広げ感性を豊かにし、知的好奇心を引き出してくれる効果がある」
単元や行事がそれだけで終わることなく、そこから興味・関心が更に広がっていく…それはとても素晴らしいことだと希望を感じている園長でした。