出仲間こども園「定期点検」📝

先週まではまさに梅雨本番といった荒れた天気でしたが、今日は一転してジリジリと照りつける真夏のような猛暑日となりました。園では子どもの体調管理には細心の注意を払っておりますが、皆様もこまめな水分補給やエアコンを適度に使用するなど熱中症にはくれぐれもご注意下さい。

さて、園生活も学校でいえば1学期の終盤を迎える時期ですが、日頃の教育・保育について いろいろと進展があった反面、反省点も多々見えてきました。

当園では、節目節目に教育・保育の内容や成果を振り返る「定期点検」を実施しています。

毎回外部から各分野の専門の先生に来ていただき、実際に当園の教育・保育の様子を見ていただいた上で、いろいろなアドバイスをいただいておりますが、本日は「担当制」で有名な「やまぼうし保育園(兵庫県宝塚市)」の吉本和子先生に来ていただき、園での保育の様子を実際に見ていただきました。

午前中の活動の様子、保育者の関わり方や導線などを低年齢を中心に見ていただき…

食事の様子まで見ていただきました。


午後は一クラスずつ職員が参加し、吉本先生からの講評および反省会を実施しました。

今年3月、吉本先生に2日間にわたり来園していただき、子ども達の生活を見ていただいた上で教室環境の設定などを実地で指導していただきました。

そのまま令和5年度へ持ち上がる予定でしたが、クラスリーダーを含めた3名の保育士が事情により退職することとなり、本年度は一から仕切り直しのスタートとなってしまいました。

新人さんを含めた新体制でのスタートで、保育者もいろいろと壁にぶち当たって迷っているようでした。また全員が共通理解しているようでいても、その実受け取り方は人によってまちまちで「理念や方針を人に伝えること」、「チームで保育に当たること」の難しさを改めて痛感させられました。

今回はクラス毎の研修・反省会なので、先生方の疑問や課題点を具体的に尋ねることができ、また吉本先生からも午前中に撮りためられた画像や動画を使い、より詳しく分かりやすく指導していただきました。是非とも今後の教育・保育の実践に活かせればと思います。

ただ、乳幼児の教育・保育に「完璧」はありません。個々の子どもに応じて、また子どもの成長に合わせて、その対応の仕方も常に発展させていく必要があります。

年度中には再度吉本先生に来園していただく予定ですが、本当の意味での子どもの「主体性」を保障できるように、我々も「チーム」として心を一つに取り組んでいきたいと思います。

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