進級から半年が過ぎようとしています。
子ども達のあそびも一人だけのあそびから、友達と一緒にあそぶ姿が多く見られるようになってきました。
あそびの進化を見るにつけ、子ども達の「成長」を感じる今日この頃です。
また、その様子を見ていると「何かになりきってあそぶ」ことが多く見られるようになってきたように感じます。
保育の世界では「見立てあそび」とよく言われますが、子ども達は頭の中でいろいろな事を想像しながら、身近なオモチャを使って表現しています。
バッグを持ってお出かけしたり・・・
お人形を赤ちゃんに見立てて話しかけたり・・・
ムムッ・・・これは🤔
か・・・仮面ライダー🤖
・・・とにかくこの頃は身近な物を何かに見立ててあそぶ姿がよく見られます。
こ、これは?・・・何の見立てかな😅
こうしたあそびにあらわれているものは、目の前にはないけれども物や人形を何かに見立てて表現しようとする子ども達の想像力だと思います。
そして、そうした想像力を育んでいるものは「安心感」に包まれたご家族の愛情、次いで園における保育者のきめ細やかな保育の姿勢だと感じます。
テレビ、YouTube・・・情報はいろいろですが、やはり親子でゆったりと時間をとって「ことば」のリズムを楽しむような絵本の時間を持つことは、子どもの想像力を伸ばす上でもとても有意義な心の交流になると思います。
子ども達のあそびにあらわれているのはご家庭での風景・・・
その中にはお父さんがいて、お母さんがいて・・・
そして和やかな「家族」の雰囲気が投影されているようです。
子ども達は我々大人のことを実によく見ていて、あそびの中にそれを投影しているんですね。
そして一人遊びだったものが、やがて役割分担を意識した「ごっこ遊び」へと進化して、子ども達は成長のステージを登っていくのでしょう😀
ということで、今回はあそびを通して感じた子ども達の成長についてのお話しでした。