新しい年を迎えて早くも二週間が経とうとしています。
今年のお正月は本当にいろいろな事がありましたが、今週のもも組さんはいつものようにゆったりとした毎日を送ることができました。
長いお休みがあったにも関わらず…
いつもと同じように、それぞれの遊びに没頭しています。
先生とオママゴト…
「フーフーッ💨 おかず冷めたよ、ハイどうぞ👧」
「ありがとう👩」
輪っかを提げてお買い物ゴッコ🏬
「行ってきま~す👦」
カラーブロック積みに挑戦!
「4個積めたねー スゴイスゴイ!👏」
そしてその後もチャレンジは続き…
「六個全部積めたよ!スゴいでしょ?😋」
週明けには、みんなでクレヨンでお絵描きをしました🖍
保育者が「トントントン!」と言いながらクレヨンをトントンすると…
子ども達もそれを真似て、クレヨンをトントントン🎇
調子を合わせてトントントン✨
最近保育者の言葉を自分の行為と結びつける姿が見られるようになりました🙂
「まるが描けたねーっ👩」
と保育者が声かけすると、自分の描いた円を指さして「ま…まっ」と声マネが出るときもあります。
「長ーく、長ぁーく 描いて👩」
と声かけをすると長い線を描くように、何となく言葉と行為との関連付けが出来ているようにも見えます。
子ども達にとってこの時期は、家族や保育者など周囲の大人との信頼や愛着関係を育み、自分から少しずつ周囲の環境へ向かって働きかけようとする大切な時期です。
他者と関わるための準備期間でもあるため、このように共通した興味・関心のあることを通して他の子と交わる機会を多く持つことは、とても大切な体験だと思います。
「他者と関わる」と言えば、こんな興味深い姿が見られました。
最近お誕生日を迎えた子に対して、月齢の高い子達が積極的に関わろうとします。
「可愛いねー ナデナデ🖐」「ボクもナデナデ🖐」
まるで赤ちゃんを「あやす」かのような仕草です😄
その子が興味のあるものを見ている時でも「ナデナデ🖐」
「アラ坊やどこに行くの? そうか、キーハウスで遊びたかったのね?👩」
そんなお母さんみたいなセリフが聞こえてきそうなシチュエーションです!
その内…
「ボクも手伝おうか? こうやるんだよ👨」
と、今度はお父さんみたいなセリフが聞こえてきそうな情景で、とても微笑ましいシーンでした😊
…こういった関わり方を見ていると、子ども達の心の中に、お家でのご家族の姿や言葉かけが着実に反映されいることを実感します。
保育書等には「アタッチメント」とか「愛着関係」などと紹介されていますが、子どもにとって、何かあった時に「いつでも守ってくれる人がいる」という安心感が身についていくと、友だちと関わる時期になった時に、不安を感じることなく、他者と関わっていくポジティヴな気持ちが育まれていくのではないかと思います。
我々保育者もそんな子ども達の「安心の基地」となれるような環境づくりに心掛けていきたいと思います。