💐大きくなったね「チームゆり組」💐

先週3月16日(土)、令和5年度の卒園証書授与式が挙行されました。

ゆり組の園児34名が、この出仲間こども園を巣立ちました。

1階のホールには、1年間の活動をまとめたドキュメンテーションが掲示されています。

部屋いっぱいに掲示されたドキュメンテーションの数々を改めて見直すと、この一年間本当にいろいろなことに取り組んできたんだなと感慨深いものがあります。

地域の方のご厚意でお借りしている「なかまっこファーム」では、年間を通じていろいろな野菜を育て、収穫してきました。

「収穫した野菜をどうしよう?」と投げかけた時に「ピザを作りたい」という声が上がり、ギョーザの皮を使ったピザづくりに挑戦することになりました!

子ども達に希望を募り、「調理班」「カメラ班」「お店班」に別れて「なかまっこカフェ」プロジェクトを立ち上げました。

カフェは大盛況!みんなそれぞれの役割に一生懸命に取り組み、素晴らしいチーム力を発揮してくれました。

テーマが「調理」ということもあり、させられるのではなく自分から進んで取り組もうとする気持ちが芽生え、同時に協力することの大切さを学ぶ体験にもなったと思います。

その後ハロウィンやクリスマスなど、イベントごとに飾りづくりをしましたが、いつもはバラバラのように見えて、何か目的ができると みんなで協力する場面がよく見られるようになりました。

「なかまっこタイム」の発表に向けては、子ども達が興味を持った内容に沿って6つのグループに分かれて準備をしました。

「好きなこと」で集まったグループなので、その過程では自分の気持ちを譲れずにぶつかることもあったと思います。

ただ、いざ本番を迎えると、みんな自信を持って堂々と発表ができたことは周知の通りです。

「個」の集まりである集団においては、自分の考えだけではなく、他の子の考えとも向き合う必要に迫られる場面が出てきます。

そうした意味で、させられる行事ではなく子ども達の主体性を活かしたこうした行事は、子ども達の思いがビビッドなだけに、とても良い経験になったと思います。

男の子たちは「戦いゴッコ」が好きですが、これからは少しずつ自分の中の「鬼」と向き合い、自分の心に負けない、強くて優しい心を磨いていって欲しいと思います。

小学校へ行っても、新しいお友だちを作って、元気に頑張ってくださいね!

「チームゆり組」さん ご卒園おめでとうございます🎊

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