今週は、新聞遊びの様子をお届けします。
保育者のちょっとした誘いかけに 興味を示し、コツコツと作業を始めた数人のお友だち。
その姿に関心を示した友だちが、一人また一人と仲間入り…力を合わせて 大きな作品を作り上げるゆり組の活躍をどうぞ。
新聞紙を2枚重ねて クルクルと巻いてみよう。
それを何本も何本も作っていくよ。
巻き始めは、とっても難しくて苦戦する姿も見られました💦
新聞で作った棒を組み合わせて 三角形を作り、次々に合わせて 六角形を作っていきます。
どんどんテープを貼っていきたいけれど、ガムテープを切るのはちょっとコツがいるようで・・・。
お友だちと協力することにしました。
「うんっ この方が早いみたい❗️」
ひとつ仕上がると その後の作業はスムーズで、役割分担しながら作業を進めていました。
廊下で組み立てをしていたので、通行の邪魔になることに気づいたお友だち。
「そうだ!僕たちが警備員になるよ。」と誘導棒を作り、廊下を通る人を導く姿も見られました。👷🏻♂️
「オーライ オーライ!👷🏻♀️」
さぁ 今日の作業はここまで。
なかなかいい感じだね❣️
そぉーっと運んで片付けよう。
次の日 組み立てたテントは重さに耐えられず、少し形が崩れていたので、補強することにしました。
さぁカラービニールを貼って 壁を作っていくよ。
「ここに穴があいてるよ。テープで貼ろう。」
「先生、床の材料が必要だよ。何かない?」と言われ「牛乳パックはどう?」と渡してみると 早速作業開始!
「三角に切って貼る」と細かいところまで、こだわって挑戦する姿に感動しました。
「ねぇ、ここに煙突つけたらいいんじゃない?」
みんなで協力すれば、いろんなアイディアが湧いてきます✨
『救急箱作ってきたよ!』
テントの中にライトを作ってみたりと、いろいろ工夫を凝らして…
ついにテントの完成!
長い時間をかけて、みんなの工夫が詰まった力作が完成しました!!
皆で作ったテント🎪大事に使うにはどうしたらいいかな?
子ども達に尋ねると、「ルールを決めよう!」と話し合いが始まりました。
皆の前に立ってルールを伝えることに。
考えた事を伝える姿、お友達の話を聞こうとする姿勢などなど、様々な成長を感じられて嬉しく思います。
ルールを守って楽しく遊びたいね!
素材選びから組み立て方法まで意見を出し合い、試行錯誤を重ねながら完成させたみんなのテント。
この過程で、互いの考えを尊重し、協力する姿が見られ、成長を感じることができました。
平成30年に改訂施行された「認定こども園教育・保育要領」の理念では、子どもたちが主体的に活動しながら「生きる力」を育むことが重視されています。
今年を振り返ると、「七夕迷路」「なかまっこ水族館」「わくわく大作戦」など、イベントごとに全体で意見を出し合う話し合いを丁寧に重ねてきました。
その都度、保育者は誘い掛けや提案はするものの、活動に当たっては子ども達同士で話し合う機会を多く設けました。
そうした中で、子ども達は自分で考え、意見を出し合い、みんなで協力することの楽しさや大切さを実感するようになった思います。
普段はそれぞれのように見えても、何か共通の目的があると協力する…ゆり組さんはそんな「チーム」になりつつあると思います。
これからラストスパートへ向けて、羽ばたけ「チームゆり組」!🔥