こんな時こそ感じること・・・

新型コロナウイルスによる混乱が続く中、3日付の熊日新聞に「熊本市 給食用食材を廃棄」という見出しで記事が載りました。ウイルスの感染防止に伴う臨時休校の影響で、熊本市内の小中学校が2~4日の学校給食(一日約65,000食)として使用する予定だった野菜や果物が全て廃棄されたという内容の記事です。

 

これに対して、つい先日のニュースでは、今週からコロナウイルスの感染拡大防止の対策として学校が臨時休校となったため、愛知県の一宮市で不要になった給食食材を一般より安値で売り出したところ大盛況だったという報道がありました。

 

熊本市の場合は既に給食用に加工された物で他に転用することもできず、関係者の方々はさぞや残念な思いだったことでしょうね。出仲間こども園でも、給食の食材はできるだけムダにならないように、職員が毎日把握に心掛けておりますし、土曜給食では保護者の皆様に事前に利用日をお知らせをいただいて、ムダのない食材管理に努めています。これからも皆様のご理解とご協力をより一層お願い致します。

今回の新型コロナウイルスの騒動では、マスク、消毒薬、ティッシュ、トイレットペーパーなどなど・・・生活に身近で大切な物が姿を消しました。「いつもあって当たり前」と思っていた物が突然なくなった時の不便さ、不安な思いを、私を含めた多くの人々が嫌と言うほど実感したのではないかと思います。「物に対する感謝の心」「物を大切にすること」・・・今回の騒動の中で、そんなことを強く感じさせられた思いです。ご家庭でも折に触れて、こうした話をお子様と一緒にされてみてはいかかでしょうか?

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