もも組のお部屋にカラフルな階段が登場しました。
赤・青・黄色……見ているだけで楽しくなりそうな階段で、早速一人の子がその”踏破”にチャレンジしていますよ!
”先生見て~ すごいでしょ?”
首尾よく頂上に登れて得意げです😊
”おおっっと💦”
頂上には登れましたが、足場が不安定でバランスを崩しそうです。
”手伝って👶💦”
これから先は、自分一人では無理と思ったのか、そばにいた保育者に援助の手を伸ばします。
”よいしょっ よいしょっ もう一息☹️💨”
保育者に手を取られて、一歩一歩安心して歩を進めます…そして
”やった~っ😆✨”
ついに踏破成功!
思わず保育者の顔を見返します。
ほんの数段のステップにも、子どもたちにとっては大きな挑戦と成長のドラマが詰まっています。
ということで、今回は保育者と子どものホッコリする交流の場面からスタートしましたが…
雨の日も、もも組のお部屋は いつものように温かな雰囲気に包まれています。
子どもたちは保育室のいろいろな物に今日も興味津々…
いろいろなものを見て、いろいろなものを触って、その感触や質感を確かめています。
こちらは物ではなく人に興味があるようで、泣いている子が気になり思わず顔を近づけると…
💧もらい泣き?😅
子どもって、身の回りのいろいろなことを感じ取ってているんですね!
こちらは赤と白の玉に興味があるようで、両足でホールドしています。
赤い玉を握ろうとすると、緑の玉がこぼれ落ちました。
そばにいた保育者が緑のボールを転がしてくれました。
緑の玉を右手でつかもうとすると、今度は左手の赤い玉を落としてしまいました。
これは、“両手を同じタイミングで別々に使う” という動きが、まだ未分化な時期に見られるとても自然な現象です。
赤いボールを持ちながら、緑のボールも取ろうとする…こうした意欲の表れは、「目で物を捉え」「手を使って操作する」という“目と手の協応動作”が少しずつ育ちつつある証しでもあります。
また、今はまだ両手をバラバラに使うことが難しいですが、このような遊びの繰り返しを通して、やがて「両手で1つのものを扱う」「片方の手で持ちながらもう片方の手で別の動作をする」
という高度な動作へと発展していきます。
”やった~っ! 両方ゲットだぜ😆✨”
このような一つひとつの場面が、赤ちゃんにとっては「発見の連続」であり、やがては成長を育んでいく土台になるのでしょうね?
遊具の上の穴からカードを入れると下の口にカードが落ちることが分かる…
両手でボールを持ったままの不安定な体勢で立ち上がることができる…
”やった~っ! ボールが入ったよ!”
小さな手で、目の前の世界に精一杯触れようとする姿。
その一つひとつが、子どもたちにとっては かけがえのない経験です。
毎日の何気ない遊びの中に、子どもたちの「やってみたい!」と「できた!」があふれています。
これからも もも組のお部屋には、そんな小さなチャレンジと、ホッと心温まるドラマがたくさん生まれていくことでしょうね👩🏻✨