手洗い習慣 現代の「武器」

緊急事態宣言の解除や自粛の一部緩和に伴い、少しずつ登園する子どもの数も増え、ようやく通常の園生活が始まる兆しが見え始めました。1日も早く全ての園児が登園し、こども園に以前の活気が戻って欲しいなと思います。

さて、本日の熊本日日新聞朝刊の社会面に『手洗い習慣 現代の「武器」』と題して記事が掲載されていました。手洗いの習慣が「感染症対策」として視点が当てられたのは意外にも最近のことのようで、それでも日本の場合は神前で手を清めたり、入浴の習慣等が古くからあったため、比較的に体を清潔に保つ習慣は身に付いていたようです。

今回のコロナ禍により、皮肉なことに、園生活においては基本中の基本である「手洗い・うがい」の励行が改めて叫ばれています。その他にも咳・くしゃみをする時のエチケット、人のタオルやハンカチを使わないなど・・・今なら子ども達にそうした習慣を自然に身に付けさせる良いタイミングなのかも知れません。また、マスクや消毒液の買い占めが起こり品薄になる。・・・「オモチャを独り占めしたり、取り合ったりしたら他の子が困るよ」という戒めにつなげることができるような気もします。コロナ「禍」は「わざわい」なのかも知れませんが、今まで当たり前で気付かなかったことに、改めて気付かされる機会でもあるのではないかとも思いました。

 

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