いよいよ令和7年度のブログも今回が最後となります。
この一年間、もも組の子ども達もいろいろな面で成長が見られました。
今回はそうした子ども達の成長面に視点を当ててお伝えします。
本園では「育児担当制」を取り入れ、食事や排泄などの基本的生活習慣の場面で、一人の保育者が最大3人の子ども達に丁寧に対応し、自立を促してきました。
特に月齢差が如実に表れるのが食事の場面です。
まだ自力で食べられない月齢の子に対しては、保育者が一対一で対応します。
食事も月齢差に応じて用意しています。
子どもの発達段階に合わせて、汁物中心から…
少しずつ固形物に移行するなど、食べ物の固さを調節してきました。
スプーンの使い方も、最初から上手にできるわけではありません。
細かいものをすくうのが難しい時期は、「食べたい」という意欲を大切にしながら、手づかみで食べる姿も温かく見守ってきました。
それでも、毎日丁寧な対応を心がける中で、食べ物の大きな塊はすくって食べられるようになってきています。
スプーンが上手に使えるようになった子は、細かい野菜をしっかり目で確かめて正確にすくえるようになってきました。
この一年間、遊びにおける「目と手の協応動作(目と手を一緒に使う力)」の大切さを強調してきましたが、こうした光景を目にするにつけ その成長ぶりに驚かされます。
また、食事の時間は単に栄養をとるだけでなく、保育者と子どもが気持ちを通わせる大切な時間でもあります。
食事中、一人の子が” 先生! ”と呼びかけるように手を挙げました。
保育者が応答すると、その子は廊下の方を指さして何かを伝えているようです。
どうやら先ほど子どものお迎えにきたお母さんが気になったみたいです。
保育者が「お迎えのママだったね」と受け止めると、安心したように食事に戻る姿がありました。
こうした小さなやりとりの積み重ねが、子どもたちの心の中に「わかってもらえた」「大丈夫」という安心感を育て、やがて“会話”のようなやりとりへとつながっていくのだと感じています。
こうした保育者と子ども達との” 会話的 ”な心の交流は遊びの場面でもよく見られるようになりました。
一人の子が、そばにいた保育者に人形を向けて何かを伝えているようです。
何を言いたいのでしょう?
するとそれを見た保育者は、すかさずに棚にあったオモチャの布団を手に取ると、女の子に手渡しました。
布団を受け取った女の子は、それを床に敷いて人形を優しく寝かせました。
保育者はその子の要求を正確に受け止めていたのですね!
こうした「保育者との安定した関係」に支えられた心のキャッチボールが、子ども達の対人関係を広げていくための出発点になると考えられます。
また、身体的・認知的な面でも成長が見られました。
歩行を獲得して間もない子が、しゃがんだまま本を読んだり物を操作したりしています。
しゃがんだ姿勢を保つには、股関節・膝・足首を柔らかく使い、体幹で重心を支えるバランス力が必要です。






















