先週8月22日付の熊本日日新聞に、文部科学相が第5期「教育振興基本計画」について中央教育審議会へ諮問した記事が掲載されました。
記事では、AIが人間の可能性を広げる一方で、思考や判断をAIに頼り過ぎることへの懸念にも触れ、これからの時代には、AIを適切に活用しながら**「自ら問いを立てて学びを深めたりする力」**を育てることが大切だと示されています。
AIは、調べたり、文章をまとめたり、考えを整理したりすることを助けてくれる便利な存在です。
しかし、どれほど技術が進んでも、「何を知りたいのか」「なぜそう思うのか」「どうしてみたいのか」を考えるのは人間です。
だからこそ、これからは「答えを知っていること」だけでなく、自分から疑問をもち、考え、試してみる力がますます大切になっていくのではないかと思います。
この考え方は、出仲間こども園が日々の教育・保育の中で大切にしていることと深く重なります。
子どもたちは遊びの中で、「やってみたい」「なぜだろう」「もっと知りたい」という思いをたくさん抱きます。
水の流れを変えてみたり、積み木が倒れない方法を考えたり、虫や草花をじっと観察したり、友だちのやり方を見てもう一度試したりする経験の一つひとつが、まさに「自ら問いを立てて学ぶ力」の芽になっています。
その芽は、成長とともに、「自分でやってみたい」という思いから、「友だちと一緒にやってみたい」「こうしたらどうなるかな」と考える姿へ、さらに友だちと意見を出し合いながら、一つのものをつくり上げていく姿へと育っていきます。
こうした遊び込み、対話し、試行錯誤する時間そのものが、これからの学びに向かう力の根っこだと私たちは考えています。
また、AIには簡単には代わることのできない力があります。友だちの気持ちを想像すること、失敗してももう一度挑戦すること、自分とは違う考えに耳を傾けること、仲間と力を合わせて何かを生み出すことです。
こうした思いやりや粘り強さ、協働する力も、人と人との関わりや実体験の中で育つ大切な「人間力」です。
未来は、子どもたちの「なぜ?」と「やってみたい!」から始まります。
AIが身近になる時代だからこそ、子どもたちには、自分の心で感じ、自分の頭で考え、人と対話しながら答えのない問いにも向かっていける人に育ってほしいと願っています。
出仲間こども園では、これからも日々の遊びや生活を大切にしながら、ご家庭とともに、子どもたちの未来につながる「人間力」の土台を丁寧に育んでまいります。
※イラストは生成AIで作成しています。




















