子どもたちが安心して過ごし、保護者の皆様にも安心してお子様を預けていただける園であるために、私たち保育者には、日々の実践を振り返り、学び続ける姿勢が欠かせません。
10年、20年前と比べると、子どもたちを取り巻く社会や家庭環境は大きく変化しています。それに伴い、子どもの発達や気持ちへの理解も深まり、教育・保育の考え方や関わり方も少しずつ見直されてきました。
こうした変化を受け入れることは、これまで積み重ねてきた保育を否定することではありません。
培ってきた経験を土台に、目の前の子どもたちにとって、よりよい関わりを考えていくことだと思います。
「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉があります。
「不易」とは、時代が変わっても大切にし続ける本質のこと。
「流行」とは、その時々の変化を受け止め、新しいものを取り入れていくことです。
一見すると正反対のようですが、この二つをともに大切にすることが、よりよい教育・保育につながるのではないでしょうか。
出仲間こども園にとって、変わることのない「不易」は、一人ひとりの子どもの最善の利益を考え、その思いや育ちを丁寧に受け止めることです。
安心して過ごせること、自分の思いを表せること、夢中になって遊べること。
そして、友だちや保育者と関わりながら、「なぜだろう」「もっと試してみたい」と心を動かしていくこと。
こうした幼児期の経験を大切にする姿勢は、どれほど時代が変わっても揺らぐことはありません。
一方、子どもたちを取り巻く社会や生活環境は、絶えず変化しています。
デジタル技術やAIとの関わり、多様な家庭環境など、園に求められる役割も少しずつ広がっています。
また、目の前の子どもたちの興味・関心や発達、クラスの様子も毎日同じではありません。
だからこそ、保育の環境や教材、活動の進め方は、子どもたちの姿に合わせて柔軟に見直していく必要があります。
昨日うまくいった方法が、今日の子どもにもそのまま合うとは限りません。
保育に正解は無い。
「育児担当制」をはじめとするさまざまな保育方法も、それ自体が目的なのではなく、一人ひとりの安心や育ちを支えるための大切な手立てです。
変えてはいけないものを守るために、変えるべきものは柔軟に変えていく…それが、出仲間こども園の教育・保育における「不易流行」です。
これからも、子どもたちの表情や言葉、遊びの中に表れる小さな変化を丁寧に捉えながら、園として大切にする願いを見失うことなく、日々の教育・保育をよりよいものへと育てていきたいと思います。
※イラストは生成AIで作成しています。












