豆まきの後、園庭で遊んでいた子ども達が、落ちている豆を拾って集めていました。
「鬼、怖かったね~」
「お山逃げて行ったね~」
「お兄ちゃんたちが豆投げてやっつけてくれたね~」
そんな振り返りをしながら集めています。
さて、このお豆どうしよう・・・?
集めた豆を見ながら考えていると「皆で育ててみない?」という提案が。子ども達もやる気満々。早速、お豆を育ててみることにしました。
①水の中にすっぽりつけた大豆
②ティッシュに水を含ませた容器に置いた大豆
③土の中に埋めた大豆
①②は、日が当たる場所、日陰に置いたものを準備し、それぞれ名前をつけて育ててみました。
前回のブログの中で紹介した「おまめちゃん」は、日に当てずティッシュの上で育ったものです。
こんなに伸びるんですね。
こんなに小さな豆にも命が宿っていることを知りました。
いつも食べている給食。
その中には、お肉があり、お魚があり、野菜があり、お豆があり・・
全ての食材の中に「命」が宿っています。
私たちはそれを食べることで健康な体と活力をいただいています。
「これ嫌い」
「これいらない」
給食を食べながらそんな言葉も聞かれますが
「食べ物が私たちの体に入ったとき、お豆ちゃんのようにグーンと大きくなって力をくれるんだよ!」と子ども達にお話してみました。
感謝の気持ちをもって「食べること」ができるとよいなと思いながら。
何でも食べて大きくなあれ。何でも食べて元気になあれ。