新型コロナウイルス感染症対策ついて再度のお願い

秋暑の候、保護者の皆様方におかれましては益々ご清栄のことと思います。
さて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が止まりません。保育所や認定こども園、小規模保育所等においても報道のとおり相当数の園で感染が確認されており、当園が所属する保育園連盟内においても、危機感を持って見守っているところです。これまでに寄せられた情報では、無症状のため感染に気づかず登園し、感染が広がるケースや園児の感染が確認され、家庭内の検査で家族の感染が確認されたケースなど様々です。
また、PCR検査が追いつかず、濃厚接触者の特定に数日を要し、利用者への対応が大変な状況であるという情報も耳にします。更に、デルタ株の蔓延に伴い感染の傾向も変わり、低年齢児への感染の広がりも顕著になってきております。県内の新規感染者数は減少傾向にはあるものの、その実態には以前とは異なる状況も見られ、予断を許さない状況であるということも再認識していただければと思います。
新学期が始まるとともに子どもたちを含めた新たな感染の拡大が懸念され、本園でも改めてコロナウイルス感染防止対策について全職員で再検討し、密を避ける工夫や施設内の要所要所に消毒薬を常設し、各自が意識して感染防止に当たることを共通理解しました。
先日、熊本市より8月30日より9月12日まで登園自粛の要請がなされ、保護者の皆様方にもご理解、ご協力をお願いしたところです。コロナウイルス感染の公表は風評被害を伴う微妙な案件なので十分な情報が得られず、保護者の皆様にも不安な思いを抱かせているとは思いますが、感染防止には各ご家庭での意識の再確認も必要です。何卒以上のような状況をお含みおきいただき、ご家庭での保育が可能な場合はできるだけ登園を自粛していただくなど、再度ご検討いただければと思います。

 

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