昔「今そこにある危機」という映画がありました。若き(と言っても50代ですが💦)ハリソンフォードがCIAのエージェントを演じたアクション映画です。
で・・・それとは全く関係ありませんが、今日のお題は「今そこには“ない”危機」です。1960年代、今ほどコンピューターも普及していない時代に、未来の「地球温暖化」を実証化する研究の礎を築いた方がいます。言うまでもなく今メディアで話題沸騰の、ノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎氏のことです。
我々は現在のことで精一杯で、未来のことを考える余裕すら忘れがちですが、この方は遙か昔や未来のことを考えることが大好きで、興味・関心のあることには好奇心旺盛‼それが氏の研究の原動力となっているそうです。その時代で与えられた条件のみで、将来の「今そこには“ない”危機」を考察するには、やはり興味・関心、想像力に裏打ちされた好奇心が大切だということでしょうね!
こういう方が、外国だけではなく日本に多く生まれるような環境が整えば、第2第3の真鍋さんが生まれることも夢ではないと思います。子どもたちには、是非そうした「夢」を抱いたまま大人になっていって欲しいと思います。
そういう思いを込めて、今朝の朝刊からの話題として紹介します。