「なかまっこクラブ」再開に寄せて

本日子育て支援「なかまっこクラブ」再開について当ホームページでお知らせをしたところですが、それに関連して本日の熊日新聞に掲載された記事を紹介したいと思います。

記事のお題は「パパ育休 鍵は「雰囲気」 ~新制度開始、企業も知恵絞る~」です。

ご存じかと思いますが、昨年改正された「育児・介護休業法」を受けて、この4月より従業員の育休取得の意向確認や法改正周知を全企業に義務付ける制度が施行されました。その関連で10月からは妻の産休期間に合わせて夫が取れる「産後パパ育休(男性版産休)」など、男性の育児参加の促進をはかる取り組みがスタートします。
ただ、実際に育休を取得するには、まだまだ理解が浸透していないのが現状だそうで、記事では「職場に迷感を掛けるのではないか」と従業員が遠慮せずに済むよう、知恵を絞る企業の取り組みが紹介されていました。

このように理解を示し工夫をしようとする企業だけだと良いのですが、まだまだ現状では男性が育休を取ることに抵抗を示す企業(あるいは従業員側も)も多いように思います。昭和バブル最盛期には「24時間戦えますか?」のキャッチフレーズで、家庭・育児も顧みず「滅私奉公」「モーレツ社員」というキーワードがもてはやされました。

しかしボクは常々思うのですが・・・そもそも長時間労働は本当に効率的なのでしょうか? 「忙しい」ということは本当にそういうことなのでしょうか?

ま・・・それは今回置いといて・・・「なかまっこクラブ(子育て支援)」再開に寄せて言いたかったことは、子育て支援クラブには、お母さんだけに限らず、今回の改正で育休がとれたあかつきには、是非お父さんにもクラブに参加してもらいたいなということです。

父親が育児に関わることで、父親は母親の大変さ、子育ての楽しさを知る機会にもなり、何より社会と接することの多い父親がこどもと接することで、子どもの成長や世界の幅が広がるのではないかとも思います。
このホームページを見られた父親の方々には、是非とも本園に足を運んでいただき、本園の教育・保育に触れていただければ有難いなと思います。

 

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