遊びの中で育むもの

今日も保育室内の「粗大遊び」コーナーは大人気です!

ウレタンブロックで起伏のあるコーナーを作ると、子どもたちは我先に登ろうとします。

また、そのブロックの上にマットを敷いたなだらかな斜面での遊びも大好きです。

このコーナーを立って歩くためには体のバランスももちろんですが、姿勢を維持するための下肢の筋力やそれに連動した上肢の動きなどの総合的な体幹の育ちが必要とされます。

「マットは倒れても痛くない」そういう認識が毎日の遊びの中で培われているので、子どもたちはダイナミックな遊びに没頭できます。

たとえ転びそうになっても、咄嗟に手が出て頭を守ろうとする行動がとれています。

生きていく上で大切なスキルですね…最近の子はこれができずに頭をモロに打ちつけたりするケースが多いように思います。

こうしたスキルは「教える」ことはできませんので、毎日の遊びの中で様々な体験を積み重ねることがとても大切です。

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片やこちらでは遊具遊びに没頭しています。

この子が遊んでいる遊具はドイツ製の「ニックスロープ」という遊具です。

スロープの上から人形や玉、円盤などを転がすと、最初はゆっくりと…徐々に回転が早くなって下まで降りていきます。

子どもたちは自分でオモチャを転がして、その様子を目で追いながら遊びに没頭します。

遊びながら「指先の器用さ」や「手と目の協応動作」を養う知育玩具で、子どもたちには大人気の遊具です。

大人気が故に、たまに自分が気に入ったオモチャを狙って、トラブルっぽくなることもありますが😅

これもまたコミュニケーションの育ちという過程の中では大切な経験ですね

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毎日の遊びを見守っていると、お人形を抱っこしたり買い物カゴを肘に掛けて歩いたりと…子どもたちは生活の中で見たことや聞いたことを自分でもやってみようと確かめているようです。

こうした一つひとつの体験が、彼らの世界を更に広げていくのでしょうね。

私たち保育者は、彼らのそうした「冒険」を妨げないように環境づくりに心掛けていきたいと思います。

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