寒い一日 ⛄ 保育室では…

先週末から急に冷え込みが厳しくなりました。東北の方では記録的な大雪で、交通機関にも多大な影響を与えています。
熊本では雪の影響は今のところありませんが、急激な温度の低下で体調を崩される方もちらほら見受けられます。皆様もお体には十分気をつけられてください。

さて、0,1歳児の保育室は全面床暖房となり、快適な生活の中で子どもたちはのびのびと遊んでいます。

ところでもも組さんでは、主に粗大運動遊びの時にカラーブロックを使用しています。
これは「EVA素材」という頑丈だけれど軽量で、口に含んでも害のない素材を使ったブロックです。

いろいろな形に組み合わせて楽しい遊びの空間を作ることができます。

この日はブロックをトンネルみたいに積み上げて、その下を通り抜けたり、ボールを転がしたりといろいろな遊びを楽しんでいました。

変わった遊び方として、ある子はブロックの影を利用して「いないいないばぁ」遊びをしています。影から顔を出すやいなや、近くの保育者に「バァ~😆」と声を出してご機嫌です!信頼関係が築けているからこその行動…保育者の普段の丁寧な関わりが伺い知れるシーンです。

それにしても、子どもなりにいろいろと面白いことを考えつくものですねぇ~😄

面白いと言えば…ある子はサークルに取り付けられた鏡に興味を示しています。

見ていると鏡の中の自分にボールを渡そうとしたり、顔を近づけてじーっと見入ったり笑いかけたりととてもご執心です。

赤ちゃんは鏡の中の自分をどのように認識しているのでしょう?保育書等によると、赤ちゃんが鏡に映る姿を「自分」と認識するのは概ね1歳半過ぎ頃だと言われています。

昔は「赤ちゃんに鏡を見せてはいけない」と言われた時代もあったそうです。鏡の中には魔物が棲んでいて赤ちゃんを連れ去られると信じられていたとのこと…無邪気に鏡をのぞき込む赤ちゃんの姿を見ていると、いろいろ不思議なことに想像を巡らせたくなるのも頷けます。

しかし現代ではそうした迷信には根拠がなく、むしろ積極的に赤ちゃんに鏡を見せることは、認知の発達の面でも良いことだとされています。

もも組の保育室の壁面には、今回紹介した「鏡」の他にもいろいろな手作り遊具が取り付けられています。

子どもたちがいろいろな遊具で遊ぶ中で刺激を受け、様々な認知スキルの向上が図れるように、私たちも日々工夫を凝らしていきたいと思います。

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