小さな探索者

もも組クラスでは今日もたくさんのチャレンジが見られます。

手に持った積木を並べたブロックの上に乗せて自画自賛😄

ボウルの上にボールを乗せて自画自賛(かなり大ぶりですが…😅)

このように子ども達は目に触れるもの操作できるものに興味関心を示し、毎日思い思いに遊びを楽しんでいます。

👶 🍼 🤒 👩 👶 🍼 🤒 👩

遊んでいる中で気になるのが「まだハイハイしかできない月齢の赤ちゃんにとって周囲の景色はどのように映っているのか?」ということです。

生まれて間もない赤ちゃんはまだ視力が低く、黒と白のコントラストで保護者の顔や、授乳時に乳首の位置を認識したりするそうです。

しかし生後4~5ヶ月も過ぎると視力や色覚もハッキリしてきて、それまでの物をじっと見る「凝視」から、動いている物を目で追う「追視」が始まります。

転がるピンポン球を追視できるようになると、近づいた球をつかもうとしますが、まだ失敗することも多いです。

子ども達は動く物に興味を示し、それを追視しながら手で触れようとしますが、そうした遊びの中で「目と手の協応動作」が養われていきます。

定期的に育児担当制の研修を受けている「やまぼうし保育園(兵庫県)」の吉本和子先生は、オモチャの選定にあたっては、月齢にあった遊具やオモチャを与えるべきだとおっしゃっています。

追視が育ちつつある子どもには色と音が大きな影響を与えるそうで、色合いのハッキリとしたオモチャが良いとのことです。

例えば上の写真の子が遊んでいるのはドイツ製の「ニックスロープ」というオモチャで、スロープの上から人形や玉、円盤などを転がすと、最初はゆっくりと…徐々に回転が早くなって下まで降りていきます。

転がす物には色合いの強い4色が使われています。これらの色は「心理4原色」と呼ばれ、人間がもっとも見分けやすい色であり、赤ちゃんは赤、黄、縁、青の順で色を認識するとのことです。

慣れてくると、子どもたちは自分でオモチャを転がして、その様子を目で追いながら遊びに没頭します。

遊びながら「指先の器用さ」や「手と目の協応動作」が養える知育玩具で、子どもたちには大人気のオモチャです。


「もう少し…もう少し!」その手の先にはきっと新らしい世界が待っているよ( ^o^)ノ

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