🤖形のないものから作り上げる🎨

ホームページの「保育の特長」にも記してあるように、本園ではあらかじめ内容を決めた発表会、運動会などの大掛かりな「行事」は行わないことにしております。それは、子ども達自身がやりたい内容を自ら探し、行動することを優先したいという想いからです。

子どもたち自身の力で考えながら目的に向けて行動し、達成する経験を積み重ねていくことで、日々の生活の中で、揺るがない自信を身につけることができ、そうした経験は必ず子どもたちの未来につながっていくと考えています。

その意味合いからも、子ども達には低年齢の頃から自由な発想で遊んだり活動をする中で、考える力や創造力を養っていって欲しいと願っています。

本園にはキャラクターなど最初から形の決まったおもちゃではなく、子ども達の想像力を刺激するような多種多様なおもちゃを用意しています。

アイリンゴ・アイクリップ・Bブロックなど…色合いやつなぎ方、組み合わせていろいろな形を自由に表現できるようなおもちゃをたくさん用意しています。

子ども達の自由な発想により、出来上がった作品の数々…

「アイクリップでティラノサウルスとブラキオサウルスを作ったよ!」バトル中🔥

大好きな恐竜をアイクリップで作成中🦖

クリップの向きで立体的な形を創造するには思考力や集中力が必要です。

この子は以前 おじさんが用水路の除草作業をしているのを見て興味を持ち、自分で再現してブロックで草刈り機を作りました🌟

持ち手がグラグラだったので、ブロックを増やして補強しました!!✨

遊びながら改良を加える工夫が伺えます。

アイリンゴでベルトを作って警察官になりきり中👮‍♂️「敬礼ッッ!!」

バランスをとりながら高く!高く!

積木をビルなどの建物に見立てて組み上げます。積み方にも規則性が見られます。

積み木やブロックなど、立体的なものを組み合わせたり、積み上げたりするには、ものの形や位置を正しくとらえる必要があります。

子ども達は、楽しく遊びながら効果的に空間認知能力を鍛えることが出来ます。

「ゴミ収集車でゴミを回収してるよ💨」

マグフォーマーは、三角や四角などの図形を組み合わせて立体物を作り上げます。

「ペンギンさんのお家だよ〜🐧」

こちらは図形の形を意識して組み合わせを考え、自分の思った通りの形を作り上げる創造性が必要です。

「見て〜!大きい帽子だよ👒」

パーツの形を意識して、こうした円形の立体創作も出来るようになりました。

以上児クラスに進んだら、低年齢で培った創造力や思考力を、今度はいろいろな素材を使って表現できるように環境を整えます。

折り紙やカラービニールを使って衣装や小道具を作り…

お父さんお母さん達の前で発表をしたり…

発表の製作物づくりの際は、今まで培ってきた一人ひとりのスキルを持ち寄り、アイディアを出し合います。

年長さんに近づくにつれて、活動の中でコミュニケーションが生まれ、最終的にはみんなで協力できる「集団」へと高まっていくのではないでしょうか?

製作物や活動、そして集団行動においても「形のないものから形あるものを創造する力」…これからもお互いに高め合って育んでいって欲しいと思います。

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