真夏を思わせる暑い日が続きますね🌞
朝夕の寒暖差が激しく、体調にはくれぐれもご自愛下さい。
さて、今週も子ども達は新しいお部屋で、新しい先生方、新しいオモチャに囲まれて楽しく過ごせました。
隣のお部屋からは、昨年度もも組だったお兄ちゃんやお姉ちゃん達が新入園児を珍しそうに眺めていますよ😄
子ども達はというと、まわりに置かれたオモチャを興味深そうに眺めては 手を伸ばして遊んでいます。
ふと見ると、1人の子が「ずり這い」で何かに向かっています…
どうやら、離れたところで保育者が子どもに見せている絵本が気になったみたいですね😊
「ずり這い」とは、赤ちゃんがお腹を地面につけた状態で、手や足を使って体を前に進める動きで、主に腕の力を使い、体を引きずるように移動します。
この動きは、腹筋の力を使って体を支えるため、体幹の発達に重要です。
「ずり這い」は、赤ちゃんが「移動したい」という気持ちが先行して体を動かす状態で、こうした運動を通して体幹や筋力が身に付き、やがて腰と脚を使って胴を支えられるようになると次第に「ハイハイ」に移行していくと言われています。
赤ちゃんにとって、自分の周囲に好奇心をかき立てる物があるということ自体が、発達へ向けての刺激剤なんですね🤩
ところで、前回のブログにて「もも組の保育室にはいろいろと子ども達の興味を引くオモチャがあり、手の届く範囲に置かれています。」と書きましたが、今回はそれに関連して「壁掛けオモチャ」についての紹介をしたいと思います。
お部屋の壁面には、手作りの壁掛けオモチャを設置するためのボードが施されています。
壁掛けオモチャは子どもの視線の高さに合わせて設置することができ、まだ自立歩行ができない赤ちゃんが自分で触ったり操作することができる環境を提供します。
また色や形、音など…視覚、聴覚、触覚などオモチャから受ける刺激は、さまざまな感覚を刺激し赤ちゃんの脳の発達を促します。
触れることでオモチャが回転したり、音がするなどの発見を通して、物を操作することへの興味が高まっていくことが期待できます。
知育玩具の「キーハウス」にはいろいろな形の掛け金がついた扉があり、開くとそれぞれ別のキャラクターが表れます。
少し難度が高めですが、指先を使って何とか扉を開こうとする気持ちが高まります。
こうしたオモチャは手作りでも作れます。
例えばこの手作りオモチャは、布をめくるとイチゴなど、子ども達が興味を示す絵が現れます。
手作りの強みは、子どもに合わせて自由に作り直せるところですネ😀
手作りのオモチャをもう少し紹介すると…
例えばこのオモチャ
ヒモを引っぱるとくまモンが現れる仕掛のオモチャです🐻
自分の手で操作することによりキャラクターが現れる…その因果関係を理解し、物を操作する喜びが更に高まると思います。
これらのオモチャは前年度作った物なので、これからは入園された子ども達の育ちに応じて新しく開発したり、作り替えたりしていきたいと思います。
何にしても、いくらオモチャが沢山あっても子ども達が興味を示さなければ何にもなりませんので…
子ども達の目線を意識しながら、いろいろなオモチャを操作してみせながら、その興味の方向性を見守っていきたいと思います。
「手作りオモチャ」は保育者から子ども達へのラブレター💌
これから進化していくオモチャにご期待下さい!