楽しい😆たんぽぽ工房

晴れるのか雨が降るのか?はっきりしない天気の一日でしたね。

しぜんたんぽぽの子どもたちの遊びは室内遊びとなりました🥲

こちらはサーキットのコーナーです。

今日もいろいろなことにチャレンジしている子ども達でした。

頭巾を被って、手さげを提げて段差を渡る強者も…😆

そんな中で、今回特に目立ったのが「トンネルくぐり」です!

今週から「保育実習」で学生さんが来られており、「保育のねらいは?」という質問がありました。

もちろん私たちも漫然と遊びの活動を取り入れているわけではなく、一つひとつの遊びには 子ども達の発達に向けたねらいや思いが込められています。

今回は少しそうしたところにも視点を当ててお話をしたいと思いますね。👩🏻☝🏻

トンネルをくぐるためには 体を低くして進む必要があり、全身の筋肉を使うことから、体のバランス感覚や運動能力の発達に大きくつながります。

また、自分のボディーイメージを育むことで、自分の体をどれくらい小さくすればトンネルをくぐれるのかを感覚的に把握し、体を操作しようとします。

同時に、自分の体や物体が空間の中でどの位置にあるのかを把握する空間認知能力の向上にもつながり、いろいろな運動神経の基礎になります。

ということで、体を動かすこうしたサーキット遊びの中にもいろいろな工夫を取り入れています。

「よーし 準備オッケー!👌 お買い物に行くぞ~👜」

頭巾を被ることで  自分の頭の位置を感じ、足に輪っかをはめることで  歩くときの感覚が伝わり、バッグを持つことで  腕に重みを感じ、その位置を意識する…

この時期の子どもたちはまだ明確なボディーイメージを確立できてはおらず、遊びの中で、自然と自分の体のことを学んでいます。

「さあ!材料もそろったし お料理だ~っ🍳」

身近なオモチャを食材に見立てて、お料理作りを楽しんでいます。

「見立て」は  おままごと遊びにおいて重要な要素であり、子どもたちの認知的な発達や想像力を育みます。

「いらっしゃいませ〜。何にしますか〜?👧」

自分のイメージに沿って、身近なものをジュースなどの飲み物に見立てています😃✨

こうした遊びの中で、自分の考えや感情を表現する術を身に付けていってくれたらと思います。

また、こうしたおままごと遊びを通して、お友だちと材料を見せ合いっこしながら、「これはカレーだよ!🍛」「ボクはパスタを作ったよ!🍝」などといったやりとりも自然と生まれ、遊びの中でお友だちとのコミュニケーションを深める機会にもなります。

最後に微細な遊びについても一言…

子どもたちが大好きな「粘土遊び」は、粘土をちぎったり、丸めたり、伸ばしたりすることで、指先を使った細かい動きが促され、遊ぶ中で  手先の器用さが育まれます。

粘土遊びでは、自由に形を作ることで創造力や想像力が育まれます。

1歳児はまだ具体的な形を作る段階ではないことが多いですが、「形作る過程」そのものが自己表現の基盤となります。

また、一緒に粘土遊びをすることで、他の子どもたちの行動を見て「私もやってみたい」と感じる気持ちが芽生え、模倣したりする中で他者への関心や関わり方が育まれていくようにも思います。

何より、自分の思ったものを自分の感性で作り上げるには集中力も必要だし、作り上げた時の達成感は「自己肯定感」の向上につながります。

「遊びは学び」と言われますが、こうした日々の経験の積み重ねが、私たちが最終的に目指す「学びに向かう力」の基礎作りになると考えています。👩🏻✨

創造的な遊びが日々作り出される「たんぽぽ工房」…

明日はどんなステキな作品ができるのでしょうね?

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