👨‍👩‍👧‍👦同じ物を見て、同じことを感じて💖

木々の緑もまぶしく感じられる季節となりました。

皆さま、楽しい連休をお過ごしでしょうか。

連休の合間ではありますが、園では子どもたちの元気な笑顔があふれています。

月齢差の大きなもも組さん、まだまだ大人のサポートが必要ですが…

それまではハイハイが主だった子が…

少しずつ  つかまり立ちができるようになってニコッ😄✨

できることが増えるということは、子どもたちにとって大きな喜びにつながると思います。

視点が上がることで、見える範囲や物も増え、それが新たな興味をかき立てます。

まだまだ抱っこが必要な子も、抱っこされて視点が上がることで視界が広がり…

「あそこは何なんだろう?👶」

盛んに窓の外の第二園庭に目をむけています。

外の明るさに目がとまったようです。

(その第二園庭では…)

天気の良い日は、時間を決めてもも組の子どもたちも外に出て遊びます。

戸外にあるいろいろな物に興味津々です!

花壇にはキレイな花々が咲いています。

早速目にとまったようで、釘付けです😃

お兄さんお姉さん達が遊んでいる玉入れに興味を持ち、盛んに触っています。

「これは何かな~?👧👦」

「上の方はどうなっているんだろう?」

興味は上へ上へと向かっています。✨

「ボクも入れて~っ!」

次はサークルを見つけて、早速中に入って遊んでいました😆

黄色いお花に興味を示し、思わず手を伸ばしています。🏵️

まだ自分の思い通りに動けない子どもたちにとっても、こうして保育者が積極的に視界を広げてあげることが、子どもたちの世界を広げ、その成長を育んでいく原動力になると思います。

また、人との関わり方についても少しずつ変化が見られます。

ある時は遊具を通して他の子と関わり…

ある時は共通の遊びを通じて関わりを深めています。

何か会話をしているような雰囲気ですよね👩🏻✨

こうした好奇心旺盛な時期は、保育者も生活の様々な場面で積極的に関わり、「人との関係性」を意識できるように心掛けています。

スキンシップで…

そして、同じ遊びを共有しながら…

子どもと同じ物を見る…こうした「三項関係」を築くことで、より強い愛着関係を築けるようになるのではと思います。

発達心理学における三項関係とは、「子ども・大人・対象物(または出来事)」の三者間で成立する相互関係を指しますが、こうした関係の構築は、特に社会的認知の発達やその後の言語の発達に極めて重要な影響を与えると言われています。

現在TBSテレビで「対岸の家事」というドラマがあり、子育てにおける「あるある」が共感を呼んでいますが、その中で主人公が「幼児期の習い事の是非」をめぐりパパ友と対立する話がありました。

結局価値観はそれぞれで答えはないけれども、かけがえのない子どもと同じ物を見て、同じことを感じ、共有し合う毎日を大切にしながら、「体験」を重ねることが将来の生きる武器になるのではという考えに落ち着いたようです。

幼児期の過ごし方については、正解があるわけではありませんが、子どもたちの「今、この瞬間」のまなざしや仕草を大切にしながら、私たち保育者も共に喜び、考え、寄り添っていけたらと思っています。

どうぞ引き続き、あたたかく見守っていただけますよう、よろしくお願いします。

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