今週に入ってから、テラスでの水遊びが始まりました。
ちゅうりっぷ組の子どもたちは、今年初めての水遊びに目を輝かせながら、それぞれ思い思いに水に触れて遊んでいます。
今回はそうした子ども達の様子をお伝えしますね💖
大きなたらいの中に手を入れてパシャパシャと水の感触を楽しむ子…
じょうろで水をすくって容器に入れたり、何度も手にかけて「つめたーい!」と嬉しそうに声をあげる子…
バケツにたっぷり水を入れて友だちに「どうぞ」と手渡す子など、それぞれが自分なりの遊び方を見つけています。
別の子は、水車のおもちゃに夢中で、何度もじょうろで水をかけて羽根が回る様子をじっと観察していました。
水をかけてもらって全身びしょぬれになった女の子は、「きゃー、つめたい!」と笑顔で手をふりながら、「もっとかけてー!」とリクエスト。
友だち同士で水をかけ合い、大笑いしながら楽しむ姿がとても印象的でした。
こうした水遊びでは、水の冷たさ、やわらかさ、流れる音、キラキラとした光の反射など、水遊びは子どもたちの五感すべてを刺激します。
手や足で水の感触を直接確かめることで、「気持ちいい」「つめたい」「くすぐったい」など、いろいろな感覚を経験できます。
また、「水は高いところから流れる」「たくさん入れるとこぼれる」「軽いものは浮かぶ」など、遊びを通して自然と科学的な原理に出会います。
結果を見て「なんでだろう?」と不思議に思い、自分で繰り返して確かめることで、身近な科学への興味が芽生えます。
バケツやじょうろを「かして」「いいよ」とやりとりしたり、友だちと一緒に水をかけ合ったり協力し合うことで、コミュニケーション力や社会性が自然と身につきます。
時にはケンカになることもありますが、そのたびに気持ちを伝え合う経験が心の成長につながります。
水遊びは夏の暑さを楽しみながら、心と体、そして友だちとの関わりを深める大切な活動です。
これからも安全に配慮しながら、子どもたちの豊かな体験を大切にしていきたいと思います。