まなざしの先にあるもの🌟~ふれあいのはじまり 〜

セミの声に負けないくらい、子どもたちの元気な声が、今日も保育室に響いています。

この季節、ぐんぐん伸びるのは草木だけじゃありません。

子どもたちの意欲もぐんぐん成長中です✨

ふと気づけば「あれ?こんなこともできるようになってた!」と驚かされる場面がたくさんあるんですよ。

前回は「物を注視する」「物を目で追う」こと…その好奇心や集中力が、子ども達の様々な成長を育むことをお伝えしました。

ほんの一ヶ月前には、「ボールを上から入れる」ということは理解しても、なかなかボールを入れられなかった「くるくるチャーム」ですが…

その興味・関心は途切れることはなく、何度も挑戦が続きました。

身体的な発達も伴い、オモチャ本体をしっかり手でホールドし、自分でボールを入れることができました。

「物を操作する」という行為一点をとっても、この時期の子どもの成長ってホントに早いですね!

保育者も子ども達と遊びながら、しっかりと向かい合う中で…

心のキャッチボールを繰り返すうちに、信頼関係とともに周囲の物に対する探究心がますます深まっているように思います。

その想いは…

「前へ前へ」と気持ちや体を動かし、やがては「ずり這い」や「ハイハイ」などの移動手段の獲得へとつながっていくように思います。

また、こんなステキな光景も見られました✨

男の子たちが2人、向かい合っています。

何をしているのでしょう?

2人は顔がくっつくほど近くに接近しました。

どうやらお互いに興味を惹かれて近づいてきたようです。

こうした「人に対する興味」も、やがては友だち関係へと進化していくのでしょうね?

”見合って  見合って~っ!”

別にお相撲さんの行司じゃないよ💦

この子も、近づいて見合っている2人に興味を持ったようです👩🏻✨

ところで…

もも組の保育室に入られた方は、お部屋の中央に置かれた、畳3畳分ほどのサークルに気づかれたと思いますが、これは何のためでしょう?

もちろん子どもの動きを制限するためのものではありません🙂‍↔️

一つには、まだ月齢の低い子の安全の場を確保する意味があります。

0歳児クラスは、月齢の差により動きに大きな差があり、ぶつかったりしてケガをしないように見守る場となります。

サークルの中でも、他の子と同じように成長を促す遊具を用意したり、丁寧な対応に心がけ…

時には保育者が個別に対応し、子どもたちが集中して遊びに没頭できる場にもなります。

また保育者と遊びを通してマンツーマンで向かい合う機会を持つことも…

子どもたちとのコミュニケーションを育む場所にもなっているんです👩🏻✨

👦🏻「さて、今日は何をやっているのかな?」

中の様子が気になるようです😊

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