🌱成長の芽がふくらんで ~1学期のあゆみ ~

新緑の季節から暑さの厳しい夏へと移り変わり、子どもたちは日々の生活の中でさまざまな経験を重ねながら、心も体も大きく成長してきました。

保護者の皆様には、日頃より温かいご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

今回は、4月から7月までの子どもたちの様子を振り返りながら、これから迎える2学期へ向けた思いをお伝えいたします。

もも組(0歳児)

4月から、0歳児クラスでは、もも組とたんぽぽ組の部屋をつなげたオープンスペースで過ごす時間を取り入れました。

子どもの想いに寄り添った家庭的な雰囲気が 子どもたちに安心感をもたらし、互いに刺激を受けながら保育室に慣れていくきっかけになりました。

壁面遊具や知育玩具、いろんなオモチャなどの室内環境に加えて、たんぽぽ組の子どもたちの関わりなどもあり、子ども達も周囲の環境に対して、ますます興味津々で過ごしていました

その中で子どもたちの探索活動の範囲も広がり…

オモチャへの興味が寝返りを可能にし、ずり這い、ハイハイへと移動手段の獲得へとつながりました!

また、遊びの中で「目と手の協応動作」も育まれ、手でおもちゃを器用につまんだり離したりする動作も見られるようになりました。

このように、子どもたちは  毎日の遊びを通して 小さな成長の階段を少しずつ歩んでいるところです。

たんぽぽ組(1歳児)

5月以降、室内のごっこ遊びだけでなく、園庭やテラスでの外遊びもたっぷり楽しみました。

砂場や水で「ごはんをつくる遊び」やコンビカー、マット登りなど身体を使った活動で活発に過ごしました。

“ダンゴムシを見つけた〜!”と友だちと笑顔で見せ合う姿もあり、自然とのふれあいも大切にしています。

暑い日が続いた7月下旬、園舎のテラスで水遊びを楽しみました。

水でっぽうやジョウロを使いながら、暑さを忘れて元気に遊ぶ姿は、とても生き生きとしていました。

また、サーキットやごっこ遊びを取り入れたり…

大好きなビリボ(バランス遊具)でゆらゆら揺れながらバランス遊びなど、身体と心の両方を活かす遊びが豊富でした

ちゅうりっぷ組(2歳児)

ちゅうりっぷ組では、最近ごっこ遊びが盛んになってきました。

「お母さんごっこ」や「お買い物ごっこ」などを通して、言葉や役割意識を育んでいます。

見立て遊びは、友だちとのやりとりや相手への思いやりを育む大切な時間となっています。

戸外では、園庭での「虫探し」が人気です。

小さなアリやダンゴムシを見つけるたびに、保育者や友だちと一緒にしゃがみ込んで観察したり、「おうちつくってあげよう」と葉っぱで囲ってあげたりする姿が見られました。

また、砂場ではお団子作りなどにも夢中になり、手足をいっぱい使って遊ぶ中で、感触や力加減、道具の使い方なども自然と身につけています。

7月に入り猛暑日が続いたため、なかなか外遊びが難しい時期になりましたが、2学期は思いっきり外遊びができるようになればと思います。

ひまわり組(3歳児)

園庭では、砂遊びを楽しんだりハニカムジムに挑戦する姿があり、友だちと一緒に遊ぶ中で、身体の使い方がしなやかになってきた様子が見られます。

また、草花や虫などの生き物に関心を持ち、「このお花はなんて名前?」「青虫がサナギになったよ!」「大人になった蝶々が帰ってきた~🦋」といったやりとりも楽しみながら、自然への興味も広がっています。

ひまわり組も、7月初旬には七夕に合わせた活動を楽しみました。

短冊づくりや七夕ダンスなどを通して、季節感を味わいながらみんなで一緒に取り組む喜びを感じています

ばら組(4歳児)

ばら組の子どもたちは、7月上旬に「七夕ダンスパーティ企画」や「とうもろこし観察」などに取り組みました。

プランターで育てているとうもろこしを題材に“ばら組探偵団”が発足!

葉や小さな実に触れながら観察眼を養い…

間引きしたヤングコーンを試食して「やわらかい!」「あまい!」と五感で学びました。

野菜づくりや調理を通して食への興味も深まっています。

収穫したとうもろこしをみんなで分け合うなど、思いやりや協力する心も培われています 。

ゆり組(5歳児)

ゆり組は昨年度のばら組の段階から  食育活動の一環として  じゃがいも栽培に挑戦してきました。

そして…収穫🥔

じゃがいもの調理アイデアをみんなで出し合い、フライドポテト作ることになりました。

自分たちで苦労して育て、収穫したポテトの味は格別だったと思います。

4月には一学期の一大イベント、「動植物園バス遠足🚌」がありました。

バス遠足後には、紙や廃材を使って「動物園」を作る活動が始まりました。

日頃よりカラーポリ袋や粘土、指糊などを使って工作する体験を重ねてきましたので、根気のいる作業にも挑戦し、自分なりの創造力を発揮しながら  最後までやり遂げました 。

さらに、YМCAプール教室やピクニック弁当といった活動も取り入れ、楽しい思い出をたくさん作っています

4月から7月までの期間、それぞれのクラスで子どもたちは少しずつ自分らしさを発揮しながら、お友だちとの関わりを深め、多くの遊びや学びを経験してきました。

暑さに負けず、室内外を工夫して活動できたことが、心と身体の成長につながりました。

2学期も、子どもたち一人ひとりの「やってみたい」「作ってみたい」「やりとりしたい」という想いを大切にしながら、より豊かな保育を続けてまいります。

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