🌟ターニングポイント💫

お盆休みも終わり、学校ではあと2週間ほどで新学期を迎えます。

これから今年度後半へ向けてのターニングポイントです!

今回はこれまでの教育・保育を振り返りながら、2学期へ向けての我々の想いをお伝えしたいと思います。

入園・進級して早くも5ヶ月、子どもたちはすっかり新しい環境にも慣れ、そのフィールドを拡げながら毎日生活を送っています。

また、その中で友だちとの関わりも増え、「遊び」を通して様々な体験を積み重ねています。

以上児になり 友だち関係が深まるに従って、個々の興味・関心の遊びから共通の目的を持った遊びへと、遊びの様子にも少しずつ変化が見られます。

年長クラスは、いろいろな活動を通して「みんなで一緒に」という気持ちが膨らみ…

そしてテーマを決めて、年長を中心に年中・年少を巻き込んだ縦割りの集団的活動へと、遊びから派生した活動は広がりをみせつつあります。

本園ではイングリッシュなどの知的な体験も取り入れてはおりますが、何よりも「遊び」を生活の中心において教育・保育活動を実践しております。

これほど遊びを重視しているのは、子どもの頃に思いっきり遊びに没頭した経験が、その後の生活における「考える力」や「生きる力」の育成につながると思うからです。

例えばここに高級な釣り道具があるとすれば、途端に大物魚をバンバン釣り上げられるのかといえばそうではなく、やはり釣果を上げるためには積み重ねられた経験により培われたスキルがなければ難しいのと同じように、どれだけたくさんの知識があったとしても、こうした体験に基づく実践スキルが身についていなければそれまでの知識を十分に発揮することが難しいと思います。

そうした経験を紡ぐもの・・・乳幼児期においては、それが「遊び」だと思います。

「遊びは主体的である」、「主体的な遊びには集中できる状況が生まれる」、そして「主体的な遊びの中では考える場面も多くなる」。

その中で、今まで身につけてきた知識や体験が結びついて より新しいスキルを獲得していく…

知識に代表される認知能力に対して、認定こども園教育保育要領で重視されている「非認知能力」育成の意義はここにあると思います。

低迷しているといわれる日本経済を支える将来の人材育成の意味でも、主体的でチャレンジ精神あふれる子ども達に育ってほしいと願っています。

2学期は低年齢児クラスでの「保育参加」、以上児では  お楽しみの園外体験や親子交流イベントなどの行事が目白押しです。

「遊びは学び」これからも、子どもたちには  遊びを通して  一生ものの「生きる力」のベースを築いていって欲しいと願っています。

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