本日は晴れているかと思えば 急に大雨になるなど 気候が不安定な1日でしたね。
それでも朝夕は気温も落ち着いて、少しずつ秋の雰囲気が漂うようになりました。
今回は、最近の子ども達の様子を3つの視点からまとめてみたいと思います。
【お家での生活が垣間見える遊び】
園でのごっこ遊びの中には、ご家庭での日常が自然と表れている姿がたくさん見られます。
お皿にお料理を盛りつけたり、ジュースを「かんぱ〜い!」と差し出したりする姿からは、普段ご家庭での食卓の雰囲気や大人の仕草をしっかり見ていることが伝わってきます。
また、「いらっしゃいませー!」と元気に声をかけてお店屋さんごっこをする姿や…
エプロンや帽子を身につけて調理をする真似をする姿は、おうちでの買い物やお料理の場面が子どもたちの心に残り、遊びの中に再現されていることを感じます。
さらに、赤ちゃん人形を優しく抱っこしたり…
お医者さんごっこで診察をしてみたりする場面では、日々大人から受けている温かい関わりや、ご家庭で目にしている養育の場面が反映されているようです。
このような遊びの中で、子どもたちは言葉ややりとりを楽しみながら、人との関わり方や役割を自然に学んでいます。
家庭での生活と園での遊びがつながり合い、子どもたちの心や社会性を豊かに育んでいることを、日々の姿から改めて感じています。
【サーキット運動】
毎回楽しみにしているサーキット運動。
ジャンプしたり、くぐったり、バランスをとったりと、いろいろな動きを組み合わせた運動に遊び感覚で取り組みながら体力を身につけています。🌟
〇ジャンピング・タッチ
恒例のサーキット運動は定期的にメニューが変わっていきます。
今回は、ウレタンボックスの土台からジャンプして、保育者が持っているタンバリンにタッチする運動を取り入れてみました。
…と言っても、ジャンプ台は高さがあり、最初はなかなか及び腰で飛ぶのは難しそうでしたが…
保育者に手を握ってもらい、少しずつ身を乗り出します。
そのうち、自然に体も伸びるようになり…保育者が持つタンバリンにタッチしようと、力いっぱい体を伸ばす姿が見られました。
子どもたちは「届くかな?」「もう一回!」と挑戦する気持ちを持ちながら、何度も繰り返して楽しんでいました。
そして…
恐怖を振り払ってダイナミックにジャンプできるようになってきました \(^O^)/
ジャンプするたびに自然と笑顔があふれ、タンバリンにタッチできた瞬間はとても嬉しそうでした✨
〇平均台くぐり
こちらは前回お伝えした「平均台くぐり」のコーナー
子どもたちは姿勢を低くして「そーっと」「よいしょ!」と体を小さくしながら進みます。
この運動では、体の柔軟性やバランス感覚が育まれるだけでなく、どう動けば通れるのかを考えながら挑戦する力も身についていきます。
くぐり抜けた時の「できた!」という満足そうな表情や、お友だちと一緒に笑い合う姿がとても微笑ましかったです😊
おなじみのコースも上手にクリアできるようになってきていますよ☝🏻👩🏻✨
飛び石コーナーに…
「ヨイショッ ヨイショ💦」
「三角トンネル」コーナー…
「ヨーシ 抜けたぞ~っ!👦🏻✨」
みんな、遊びの中で工夫しながら体を動かす楽しさを味わっている子どもたちでした✨
いつか保護者の皆様にもご覧いただける機会を設けたいと思います。
お楽しみに👩🏻✨
【友だち関係の深まり】
ちゅうりっぷ組になってから、子どもたち同士の関わりがぐんと広がってきました。
ブロックやパズル、ままごとなど、いろいろな遊びを通して「一緒にやろう!」と声をかけ合い、自然に友だちの輪が広がっていく姿が見られます。
一方で、最近では気の合う特定のお友だちと一緒に遊ぶ時間も増えてきました。
好きな遊びを共有したり、同じことに夢中になったりする中で、お互いの思いを伝え合いながら「関係性の深まり」が育まれているように感じます。
ときには意見がぶつかることもありますが、それもまた大切な経験です。話し合ったり、時には保育者に仲立ちしてもらったりしながら、少しずつ「どうすれば一緒に楽しく遊べるのか」を学んでいます。
友だちと笑い合ったり、力を合わせたりする中で、子どもたちの心は豊かに育まれています。
ちゅうりっぷ組の毎日には、そんな成長の瞬間がたくさんちりばめられていますよ😊
日々の生活や遊びの中で培われる経験は、子どもたちの心と体を大きく成長させていきます。
ご家庭での出来事や大人の姿が遊びに映し出されるように、園での挑戦や友だちとの関わりもまた、子どもたちの成長の土台となっています。
これからも一つひとつの瞬間を大切にしながら、子どもたちが「やってみたい!」「一緒に遊びたい!」という思いをのびのびと広げていけるよう、見守っていきたいと思います。