”芸術の秋”に”読書の秋”、”スポーツの秋”とよく言われますが、たんぽぽ組1歳児クラスにはもう一つ、“挑戦の秋”があります。
「できるかな?」とドキドキしながらも、自分で選んだ遊びにチャレンジする子ども達。
シールやパズル、トングあそびにじっくり取り組む姿から、“やってみたい!”という気持ちの芽がしっかり育っているのを感じます。
指先で小さな丸シールをつまみ、台紙にぺったん。
「どこに貼ろうかな?」と考えながら、一枚ずつ丁寧に貼っていく姿がありました。
恐竜の背中の模様にシールを並べて貼り、ステキな模様が出来上がっていきます。
赤や黄色のシールをしっかり位置を確かめながら配置。
真剣な表情で、仕上がっていく様子を楽しんでいました。
魚やクジラのイラストに青や緑のシールを貼り、海の世界を彩っていきます。
かわいい花や虫の絵にもシールで色を添えていきます。
同じ色を集めて貼る子もいれば、カラフルに散りばめる子もいて、それぞれの表現が光っていました。
「どこに貼ろうか?」と隣同士で考えながら取り組む姿もありました。
一緒に並んで作業することで、自然と「ここかな?」「上手!」と会話が生まれ、お友達と一緒に作る楽しさを感じています。
パズルのピースもだんだん小さい物に挑戦する姿が見られます。
ぴったりはまると「できた!」と嬉しそうな表情を浮かべていました。
少しずつピースの形や絵柄のつながりを理解している様子が見られます。
トングを使ってカラフルなスポンジボールをつまんで容器に入れたり…
色並べでは、同じ色を並べたりする活動も楽しんでいます。
「アキシモ」というオモチャで、丸いブロックを一つずつ穴に入れていき自分の好きな色合いや模様を作っています。
落ち着いた雰囲気の中でコツコツと集中して取り組み、最後までやり遂げた後の表情には、やりきった満足感がにじんでいました。
👦🏻「次はボクたちの番だよ!」
「カッチンブロック」で何やら製作中です。
何ができるのかな?
ステキなバッグが出来上がり👜
「お買い物に行ってきま~す!」
こちらは完全装備✨ブロックでカバンと冠をつくったよ!👜👑
コップにジュースを注いでいます!
ブロックは子ども達の想像力でいろんな物に変身していきます!
「体を動かす遊び」でもチャレンジ!🔥
廊下に大きなマットを敷き、トランポリンのように飛び跳ねるコーナーを設置しました。
マットの上は不安定なので、体幹や足腰の筋肉を自然に使いながら姿勢を調整します。
これにより平衡感覚や体幹の安定が養われます。
跳ぶ、転がる、立ち直るといった全身運動を楽しみながら味わっていますね☝🏻👩🏻
「どこに着地するか」「友達とぶつからないように動くか」を経験することは、距離感や位置感覚などの空間認知能力の獲得も期待できます。
たんぽぽ組では、こうした運動遊びを適宜取り入れています。
よくしたもので、そうした経験の積み重ねもあり、保育者が特に何も言わなくても「順番」を守りながら自分たちで遊ぶ姿も見られるようになってきています。
以上、たんぽぽ組の”挑戦の秋”の一場面でした🍁