幼児期に本当に大切な学びって何ですか?

日本教育新聞に、「ときめき・ひらめき・探究する保育」というテーマで記事が掲載されていました。

京都市立翔鸞幼稚園では、「夢中になって遊ぶこと」を通して、子どもが遊びの中で感じる「ときめき(強い興味・関心)」と、そこから生まれる「ひらめき(自分なりの考え)」を大切にし、それを繰り返し深めていく過程こそが「探究」であると位置づけ、教育・保育に取り組まれているそうです。

例えば、園内に「そら組研究所」を設け、子どもたちが発見した不思議を 実験を通して徹底的に調べる取り組みが紹介されました。

カブトムシの飼育では、「幼虫はカビの生えた土を食べるのか」という疑問から実験を重ね、結果を測定・比較し、納得するまで探究を続けたそうです。

また、「弓道ごっこ」の活動で、ビニールや廃材など  身近な素材を使った手づくりの弓矢をより遠くに飛ばす方法を試行錯誤しながら探究を深める様子が紹介されました。

この記事で紹介された保育実践は、まさに出仲間こども園が大切にしている考え方とも共通する部分が多いです。

子どもが何かに心を動かされたとき(ときめき)、自分なりの工夫を考え(ひらめき)、自ら追究を深めていく…

このような体験の積み重ねが、幼児期に育ってほしい「思考力・判断力・表現力」の土台になると考えています。

遊びの中で疑問や興味が生まれ、それを追究しようとする姿こそが、子どもたちの「育ち」です。

例えば、虫や植物と関わる中で「どうして?」と思う気持ち…

友だちと試行錯誤しながら遊びを工夫する体験など、こうした活動を本園では特に重視しています。

「遊びは、子どもが自ら環境と関わり、本物の学びをつくる重要なプロセス」

幼保連携型認定こども園教育・保育要領にも こうした考え方が反映されており、乳幼児期の「自ら主体的に関わる活動」が重視されています。

中央教育審議会やこども家庭庁の検討会でも、幼児期から「主体的・対話的で深い学び(探究)」につながる体験の重要性が示されています。

これは、持続可能な社会を生き抜く力を育む観点からも重視されている動きです。

また、こうした幼児期の活動は 小学校での学びにつながるよう設計されています。

「自分で考え、試し、仲間と共有する力」は、小学校以降の学習でも重要視されており、認定こども園教育・保育要領では、幼児期の遊びや活動がその後の学びの基盤になると位置づけられているからです。

先日 田迎小学校において、近隣の幼稚園・保育園・認定こども園と、校区の小中学校との「架け橋プログラム」作成会議が持たれましたが、幼児期の教育・保育を小学校教育へとスムーズに移行させるための取り組みが始まっています。

それに関連して文部科学省から「幼児期に本当に大切な学びって何ですか?」というリーフレットも配布されております。

幼児期の学びの大切さや幼稚園、保育園、認定こども園での活動の様子を紹介したビデオも示されていますので、興味があられる方は下のリンクから是非視聴されてみてください。

幼児教育は何のため?(幼児期の大切な学びが分かる動画)

遊びは学び 学びは遊び ”やってみたいが学びの芽”~園における資質・能力の育成~

遊びは学び 学びは遊び ”やってみたいが学びの芽”~多様な遊びから見える資質・能力を育むための園の工夫~

遊びは学び 学びは遊び ”やってみたいが学びの芽”~どろだんご遊びから見える資質・能力を育むための園の工夫~

※イラストは生成AIで作成しています。

掲載されている内容に関する情報は、記事の掲載日現在の情報です。
その後、予告なしに変更となる場合がございます事をあらかじめご了承ください。