日頃より 出仲間こども園では、子どもたちの「なぜ?」「やってみたい」を大切にし、失敗を恐れず試行錯誤できる環境を整え、自ら学びに向かう力を育てていきたいと考え実践を重ねています。
そんな中、Webページを閲覧していると、「小中学生が本格的な起業体験 『ジュニア起業チャレンジ』で育む挑戦する力」と題して、次のような記事が掲載されていましたので紹介します。
それによりますと、自律学習指導塾SAILと実践型起業ラボLIGHTHOUSEを運営する企業が、小学4年生~中学3年生を対象に本格的な会社づくりを体験する「ジュニア起業チャレンジ」を、さいたま市の「渋沢MIX」で開催したとのことです。
子どもたちは学年を越えてチームをつくり、「観光」「健康」「空き家」という地域課題の中からテーマを選択。
市場調査や商品・サービスの企画、資金計画の作成、金融機関との融資面談、事業計画のプレゼンテーションまで、実際の起業に近い一連の流れを体験する取り組みがあったようです。
この取り組みで大切にされていたのは、単に会社経営の知識を学ぶことではなく、自分たちで課題を見つけ、情報を集め、仲間と話し合い、考えを形にし、相手に伝えること…
イベントを企画した株式会社SAILは、埼玉県内で「アントレプレナーシップ教育」を広げることを目標に掲げています。
大学や金融機関、企業などが連携し、地域全体で子どもたちの挑戦を支えている点も このイベントの大きな特徴と言えるようです。
アントレプレナーシップは「起業家精神」とも訳されます。
しかしこの取り組みが目指すものは、将来 起業家になるためだけの教育ではなく、自ら考え、失敗を恐れずに行動し、周囲と協力しながら新しい価値を生み出していく力を育てる学びの体験です。
この力の土台は、実は乳幼児期の遊びの中でも、すでに育ち始めています。
子どもたちは毎日の遊びの中で、「もっと高くしたい」「どうすればできるかな」「今度は違う方法でやってみよう」と、たくさんの問いを生み出しています。
積み木が崩れれば積み方を変え、玩具が思うように動かなければ何度も試し、友だちと意見が違えば、言葉や表情を交わしながら折り合いをつけようとします。
このような姿は、今回の起業体験で求められていた「課題を見つける」「考える」「試す」「仲間と協力する」「相手に伝える」という力と、決して別のものではありません。
大人から見ると何気ない遊びであっても、子どもにとっては、自分なりの予想を立て、実際に試し、結果を確かめる大切な学びの時間です。
うまくいかなかった経験も、「次はどうしよう」と考える力につながります。
出仲間こども園では、最初から知識や正解を教え込むことよりも、子ども自身が「やってみたい」と心を動かし、夢中になって遊び込むことを大切にしています。
そして、子どもの発見や疑問に耳を傾け、試行錯誤する過程を丁寧に支えていきたいと考えています。
これからの社会では、決められた答えを覚えるだけでなく、自ら問いを見つけ、周囲の人と力を合わせながら、新しい答えを生み出していくことが一層求められるでしょう。
園生活において 子どもたちが遊びの中で見せている小さな挑戦の一つひとつが、将来 自分の力で未来への一歩を踏み出すための大切な土台になります。
私たちはこれからも、子どもたちの「なぜ?」「やってみたい!」「もう一回!」という思いを大切にしながら、失敗しても安心して挑戦できる環境を整え、一人ひとりが自ら学びに向かう力を育んでまいります。
※イラストは生成AIで作成しています。















