○今だけの姿、今だけの時間 ~なかまっこGoToフェスティバルを通して~

先日の「なかまっこGoToフェスティバル」お世話になりました。皆様のご協力のおかげで全日程をスムーズに進行することができました。

低年齢クラスでは、主に4月~11月の子どもたちの成長の記録や現時点での「成長点」の掲示を行い、それぞれの保護者の方と、ご家庭での子どもたちの様子、園での様子等をゆっくり話し合う時間をとることができたのではないかと思います。事前に「おうちえん」で配信したとおり、子どもたちは新学期当初よりできることも増え、いろいろな面で成長がうかがえます。

以上児クラスは、子どもたちに音楽指導をしていただいている古森先生による「親子リトミック」と、年長クラスは鍵盤ハーモニカの演奏を披露しました。また、各クラスには子どもたちの製作物展示やゲームなどのコーナーを作り、親子でまわりながら、日頃の子どもたちの様子や成長がうかがえるような工夫をしました。「密」を避けるために、各クラス「午前の部」「午後の部」と2部構成にしたことで、保護者の皆様にも余裕を持って参加していただけたのではないかと思います。

古森先生の「親子リトミック」の時間には、音楽やリトミックが子どもたちの「自己肯定感」を育み、後の人間性や「お人柄」を形成する上で大事な役割を果たすことなど、先生が音楽指導をする中で大切にされている思いを述べていただきました。中でもとても印象に残ったのが、「親が子どもに無上の愛情を注ぎ込み、しっかり包み込みハグできる時期は今の幼児期だけで、10年…20年後は難しいです。自分の子は成人してしまい、もはやハグは難しいです。皆さんには後悔のないように、是非子どもたちの今だけの姿をしっかり受け止めてあげてください。」というお話でした。

子どもの成長はとても早いです。考えてみれば、小・中・高校になるに従って集団を意識した生活が要求され、自分の思いのままに自由に遊んだり発言できる時間はこの幼児の時間だけだと思います。自分の思いを受け止められた子どもは、自信を持っていろいろなことにチャレンジできる子どもになれると思います。低年齢クラスの保護者の方々も是非以上児さんクラスのリトミックのビデオを「おうちえん」で見ていただきたいと思います。

 

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